HSPあるある・仕事編・恋愛編・日常編・体調編を一挙紹介!
HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、感受性が高い為に様々な刺激や環境から影響を受けやすい気質を持っている人のことです。
最近では繊細さんと呼ばれることもあるでしょう。
実は人口の約20%、5人に1人がHSPであると言われています。
意外とたくさんいるように感じるね!
そうなんだ。でも、「80%の人には理解しがたい気質である…」とも言えるんだよね。
時には『自分だけがこんなことで悩んでいるのかな』と思ってしまうこともありますよね。
しかし、決してあなただけではなく、多くの人が同じ悩みを持っているんです。
僕自身もHSPですが、悩んでいるときにはよく「あるある」を見て共感し、気持ちが楽になりました。
この記事では『HSPあるある』をまとめましたので、もし自分と似たようなあるあるがあれば、自分だけじゃないんだ!と思えるはずです。
HSPについて理解を深めたい、HSPとの向き合い方を知りたいという方は、下の記事で詳しく解説しています。
それではさっそく、「あるある」を見ていこう!
【仕事編】HSPあるある16選
電話対応が苦手
あなたは電話が得意ですか?
HSPは、電話に苦手意識を持っていることが多いです。
特に、周りに先輩や上司がいる場合、「会話を聞かれているのでは」と考えてしまい、とても緊張してしまうんです。
また、電話する前に会話のシミュレーションをしたり、電話をかけるまでに「気持ちを整える」時間も必要ですよね。
電話や話し声など、雑音が聞こえると集中できない
HSPは五感が鋭く敏感なため、些細な音も気になってしまいます。
そのため、電話の音や雑談する声、マウスのクリック音でも集中が途切れてしまうんです。
仕事中に限らず、周りの雑音がきになってしまうHSPの方はたくさんいるよ
人と違うことができない
HSPはあまり目立ちたくないため、人と違うことをするのを嫌います。
少し極端な例ですが、職場で周りがお茶を飲んでいるときに、「自分だけジュースを飲む」ということもできません。
仕事しながらジュースを飲むな!
そう思われそうで、飲めないんだよなぁ…
人と少しでも違うことをしようとすると、周りから監視されているように感じてしまうんです。
お昼休憩はひとりで過ごしたい
HSPは人間関係による刺激を受けやすく、人と一緒にいるだけで疲れてしまいます。
それが「職場の人」の場合、気を遣わなければならないので、気が休まりませんよね。
言ってしまえば。常に緊張状態にあるんです。
せめてお昼休憩ぐらいは、ひとりでゆっくり過ごしたいよね
他の部署に行くのが嫌だ
他部署や他のクラスにいると、周りから注目されているように感じてしまいませんか?
普段と異なる場所にいる自分が、周りから見ると「浮いているんじゃないか」と考えてしまうんですね。
この場合も、一挙手一投足を見られているように感じてしまい、苦手だと感じてしまいます。
マルチタスクが苦手で、複数の仕事を振られると焦ってしまう
HSPは、ひとつの物事を深く考えます。
そのため、複数の仕事を一度に任せられるとパニックになり、焦ってしまいがちです。
僕も一度にたくさんの仕事をこなそうとすると頭が真っ白になってしまいます。笑
マルチタスクが苦手な方は、優先順位をつけて順番にこなすことを意識してみると焦らなくてすむよ
周りと自分を比べてしまう
HSPの方は周りからの評価を気にする傾向があります。
本当は、自分に与えられた仕事を頑張ればいいとわかっているのですが、同期や後輩がいるとどうしても自分とくらべてしまうんです。
その結果、同期や後輩が自分よりも仕事ができると分かった場合、落ち込んだり、焦ってしまい、仕事に集中できなくなるんです。
みんなそうなんじゃないの!?
たしかに多少はみんなあると思う。
だけど、SNSなどで調べると、HSPの人はこの傾向が強いみたいなんだ。
上司に質問するのが苦手
HSPは、上司の都合や忙しさなどを考えてしまい、なかなか質問ができません。
また、もしもあなたの上司がしかめっ面をしていた場合、「怒っているのかな」と思い、どんどん質問が先延ばしになりますよね。
僕の場合、特にミスの報告が嫌でたまりませんでした。
「気を遣い過ぎている」とも言えますが、上司は部下の教育も仕事ですから、どんどん質問できるようになりたいですね。
理想の上司は「質問しやすい雰囲気」を作っている人です
声をかけにくければ、メールなどで報連相をおこなうのがオススメだよ
仕事終わりの飲み会に行きたくない
やっと1日の仕事が終わり、ようやく家に帰れるときに飲み会に誘われると、どうしようか考えてしまいませんか?
仲の良い相手であればそれほど悩まずに参加できますが、そうでもない人がいると、快く参加できませんよね。
僕もですが、あなたも断るのが得意ではないのではないでしょうか?
断るのが苦手な場合、下の記事を参考してみてね。
仕事中に休憩した場合、席に戻るまでにいろいろ考えてしまう
給湯室や喫煙所で休憩したときに、席に戻った際、『休憩しすぎかな』や、『他の人は仕事をしていたのに、なんだか悪いな』など、気にしてしまいますよね。
適切な休憩は取るべきなので、極端に長い時間でなければきにしなくていいよ
共同作業やグループワークが苦手
グループワークでは仕事を頼んだり、頼まれたりする機会が多く発生しますよね。
HSPは相手の忙しさや機嫌を気にしてしまい、仕事を気軽に頼むことができません。
それに加えて頼まれた仕事を断ることもできないので、結果的に仕事を抱えてしまいがちなんです。
ひとりでやりきろうとする
HSPは責任感が強いので、任された仕事は周りの力を借りず、ひとりで達成しようとします。
考え方自体はとてもいいことだと思いますが、その反面人に頼れないことから、疲弊してしまうこともあるんですよね。
どんな仕事も全力で取り組むので、疲れやすい
HSPはまじめで、ひとつの物事に全力で取り組む人は多いです。
あなたも、「他の人に比べて自分は疲れやすいのかも」と感じたことはありませんか?
これは、HSPの気質が関係しており、どんな仕事でも手を抜かずに全力がやり抜こうとするからなんです。
全力で取り組むことは素晴らしいことだけど、ときには肩の力を抜くことも大事なんだね
朝礼のスピーチやプレゼンでとてつもなく緊張する
HSPは、朝のスピーチうあプレゼンなど、人の視線が集まるイベントが苦手です。
発言次第では「マイナス評価を受けてしまうのではない」かというプレッシャーから、HSPは異常なほど緊張してしまうんですね。
僕は失敗しないように、頭の中で何度も予習をしています。笑
堂々と発表をするには、自信を持つことが必要だよね。
下の記事では「自信をつける方法」を紹介しているので、参考にしてね。
上司の機嫌が悪いと、「自分がなにかしたのではないか」と思ってしまう
HSPの全員に当てはまるわけではないのですが、中には自己肯定感の低さから、自分を下に考えてしまう方もいます。
誰かの機嫌が悪い理由を「自分のせいだ」と考えてしまうんですね。
「自分がなにかしたかな」と不安になる気持ちはとてもよくわかりますが、全く関係ないケースの方が多いですよね。
そのため、無理に気を遣ってストレスをためないようにしてください。
相手が怒っていたとしても、それは相手の都合だよね。
どれだけ考えても理由はわからないから、何か言われるまではなるべく考えないようにしよう。
人が怒られていると気分が沈む
HSPは共感能力が高いため、怒られている人の気持ちになってしまい、自分と関係がなくても落ち込んでしまいます。
あなたも怒られている人を見たときに「自分が怒られてる」ような気持になりますよね。
普段から誰かが怒鳴られているような職場は、相当なストレスになるんだね
以下サイトで、HSPに向いている仕事を紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください!
【恋愛偏】HSPあるある8選
好きな人ほど緊張してしまい、楽しく話せない
あなたは好きな相手を楽しくおしゃべりていますか?
HSPは「相手にどう思われているか」を強く意識してしまいます。
そのため、好きな気持ちに比例して「嫌われたくない」「楽しんでもらいたい」という気持ちも強くなってしまい、言葉選びや話題に気を遣いすぎてしまいます。
その結果、緊張して気楽に話せなくなってしまうんです。
わかるわ~。そのあとは「ひとり反省会」をするのが定番コースなのよね
わがままを言えない
HSPは「嫌われたくない」「相手に無理をさせたくない」と考えます。
そのため、
「わがままを言ったら嫌われるかもしれない」
「相手に無理をさせてしまうかも」
などと気にしすぎてしまい、自分の希望を言えないんです。
時にはわがままを言って、自分の気持ちを尊重することも大切ですよ。
顔色をうかがってしまう
HSPは人の行動や表情、声色などから相手の気持ちを汲み取ることが得意です。
HSPは上司や友達だけでなく、パートナーの機嫌も気にしてしまうんです。
なので、食事をしたりお出かけしているときでも、些細な行動や言動で、「自分といてもつまらないのかな」「もう帰りたいのかな?」と考えてしまいます。
自分がどう思われているか不安になってしまい、定期的に聞きたくなりますよね。
何もなくても涙がでることがある
HSPは物事を深く考え、想像力も豊かです。
そのため、恋愛がうまくいっているときでも「この関係が終わってしまったら」と考え、不安になってしまうのです。
しかし、うまくいっている時にも相手の大切さを噛みしめ、結果としてパートナーを大切にしようと思うことができます。
たしかに、想像しているだけなのに現実のように感じて、涙がでることがあるなあ
メールを送るときに時間をかける
相手の何気ないメールでも、自分がどう思われるか考えてしまうため、文末や絵文字の種類を変えた何パターンかの文章を作り推敲します。そのため、時間がかかってしまうのです。
メールの返信や態度が素っ気ないと、「何か気に障ることをしたかな」と気になる
相手が忙しく返信ができていなかったり、他のことで気持ちが沈んでいたとしても、HSPは「自分のメールや言動が原因かも」考えてしまい、自分を責めてしまいます。
四六時中一緒にいると疲れる
いくら好きな相手でも、刺激を受けたときには「ひとりになって休みたい」と思いませんか?
HSPはストレスを感じやすいので、パンクしてしまう前に休みことが大切です。
疲れているときは、無理に一緒にいようとする方が辛くなってしまうな
そうだよね。
HSPの人はしっかりとひとりの時間を作ることが長くお付き合いを続けるコツなんだ。
喧嘩は極力したくない
パートナーと喧嘩をしたくない思うのは普通のことです。
ですが、HSPはこの気持ちが特に強いんです。
それは、喧嘩をしてパートナーから怒られたり、キツイ言葉を投げられると激しく落ち込んでしまう自分のことを理解しているからなのです。
【日常編】HSPあるある12選
心配性だと言われる
あなたは人から、「心配性だね」「気にしすぎだよ」などと言われたことはありませんか?
HSPは何事に対しても深く考える傾向があるので、HSPではない人からすると、このようにと言われることがたびたびあるんです。
僕は、特に失敗を引きずっているときに言われるよ…
スマホやPCを操作しているときに、後ろが壁だと落ち着く
HSPはスマホやPCの画面を後ろから見られていないか気にしてしまいます。
あなたも、カフェなどでPCの作業をするときは、壁側の席を選んでいませんか?
人を頼れない
HSPは頼ることが苦手です。
相手に余計な負担をかけたくないという気持ちの表れですね。
この気持ちの裏返しか、人に頼ってばかりの人や、甘え上手な人をみるとイライラしてしまうこともあるみたいです。
相手の口についている食べかすや鼻毛がとても気になる(しかし、指摘はしない)
HSPは些細な変化に気づきやすいです。
ですので、相手の口に食べかすがついていたり鼻毛がでているとすぐに気づき、とっても気になってしまうんです。
でも、指摘すると「相手を嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない」と考え、指摘はしないことが多いです。
指摘できる人のメンタルはすごいと思う…
ブックカバーは必ずする
よく「自分の本棚を見られると、頭の中を見られているようで嫌だ」と感じる人がいますよね。
HSPは不特定多数の人がいるところでは、ブックカバーをすることが多いです。
あなたも、「変な本を読んでいるわけではないけど、見られたくない」と考えていませんか?
「読んでいる本=自分の思考」と捉えられそうで、なんとなく恥ずかしいんだよね
ざわざわした雰囲気が落ち着かない
HSPは、些細な音や空気感に敏感です。
そのため、ざわざわしている環境では集中することができないですよね。
あなたも、混雑しているカフェや騒がしい場所が苦手だと思ったことはありませんか?
テラス席が苦手
HSPは人の目が気になってしまいます。
そのため、道に面しているようなテラス席だと、車の音や人の目が気になってしまい、なかなか落ち着きません。
僕も、静かで少し薄暗いお店が大好きです。
待ち合わせの5分以上前には必ず着いている
「相手を待たせるのはが悪いことだ」と他の人よりも強く意識している為、待ち合わせ時間に遅れることはほぼありませんよね。
また、待ち合わせ場所までにかかる時間を逆算する際に、要所要所で時間を多くとっているので「かなり早く着いてしまい、暇になってしまった」なんてことも。
電車は1本早い線に乗るために10分早く家を出て、駅に着いたらトイレに行くかもしれないから10分時間をとって~といった具合だよね。
飲食店などで、受けるサービス以上の気を遣う
店員さんが忙しそうであれば注文する時間をずらしたり、食べ終えたお皿は店員さんが片付けやすいよう隅に寄せておいたりしませんか?
HSPはこれくらい普通だと思っており、店員さんへの気遣いができない人を見て幻滅してしまうこともあるそうです。
「客の私がサービスしている」くらいの気持ちでやってます!
相手に話や意見を合わせすぎてしまい、「自分の意見が無い人」だと思われる
HSPは相手の感情を読むことが得意なので、相手がどんな返答を求めているか察してしまいます。
すると、相手に気持ちよく話してもらうために、求められている回答をすることが多いんです。
また、反対意見を言うことも無いので、相手からすると「意見が無いのだな」と思われてしまうことがあります。
もしくは直接言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
「気持ちよく話してもらうためにしているだけなのに…」と、やるせない気持ちになってしまいますよね。
お店では、個室が大好き
HSPは、自分たちを会話を聞かれたくないので、近くに人がいると声が小さくなったり、踏み込んだ話ができなくなります。
そのため、人の目を気にせず過ごせる個室が大好きなんです。
逆に、がやがやしている大衆酒場のような場所は苦手なんです。
トイレのキレイさを重視しがち
HSPは清潔さにも敏感なので、お店や引っ越しの際など、HSPはトイレのキレイさも重視します。
サービスが良くてもトイレが汚いとがっかりしてしまい、リピートはしたくなくなりますよね。
ドラマや映画に感情移入しすぎる
あなたも、登場人物に感情移入し、涙を流すことがありませんか?
HSPは特に共感性が高いため、架空の物語であっても登場人物に感情移入してしまい、気持ちが揺さぶられます。
HSPの中には「悲しい映画を見ると気持ちが沈み過ぎるため、見ないようにしている」という人もいるくらいなんです。
【体調編】HSPあるある3選
雨の日や、天気がころころ変わる時期は体調を崩しがち
HSPは気候の変動に敏感です。
その為、天気の変動が激しいときは自律神経が乱れやすいんです。
また、雨の日は気分がどんよりしたり、片頭痛になってしまうこともありますね。
コーヒーを飲むと眠れなくなる
HSPは精神面だけでなく、食品からの影響も受けやすいと言われています。
そのため、コーヒーやお茶からカフェインを摂取すると、覚醒作用が強く出てしまい、目が冴えて眠れなくなってしまいます。
夕方に摂取すると夜眠れなくなってしまうことも多いので、体質と相談しつつ、飲む時間や量に気を付けましょう。
この話をすると、決まって「子どもっぽいね」と言われてしまいます。
人と会った日や、出掛けた日には帰宅後ぐったりしてしまう
HSPは相手に合わせるよう考えてしまうため、素の自分で過ごすということが難しく、人間関係に疲れてしまうことが多いです。
また、情報処理能力が高く、様々な情報を取り込もうとします。
その為、情報量の多い人混みやショッピングモールなどに出かけると、ぐったりしてしまうことがありませんか?
実は、自分がその場で感じている疲労感以上の疲労をため込んでしまっているんです。
相手を尊重することも素敵ですが、適度に休憩し、休める場所を探すことも大切ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この中にはみなさんが共感できるものがありましたか?
共感できると、自分だけではないと感じることができるので、少し楽な気持ちになりますよね!
この他にもみなさんが感じている『HSPさんあるある』がたくさんあるかと思うので、コメント欄からお教えいただければ大変ありがたいです!
僕はこういったあるあるを見て勇気をもらっていた側なので、気分が落ち込んだ時にはこのページを見て気持ちを楽にする、というくらいのページにしたいと考えています。なので、みなさんから頂いたあるあるも追記していきたいのです!
それでは、コメントお待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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