自慢ばかりする人の心理とは?内容ごとの対策を徹底解説!あなたは大丈夫?
口を開けば自慢ばかりする人がいて、正直うんざりしています…
あなたもこんな経験をしたことはありませんか?
僕は職場に自慢話や武勇伝ばかり語ってくる人がいて、嫌になってしまいます。
内容が面白ければ問題ありませんが、そうでない場合の方が多いですよね。
客観的に見れば、自慢話ばかりしている人は煙たがられるということがわかりますが、なぜ本人は気づかないのでしょうか。
今回は自慢ばかりする人の特徴と心理、対処法を解説するよ。
あなたがそうならによう、心構えも紹介するね。
自慢話や日々の生活でイライラしてしまうという方は、以下の記事が参考になりますので、是非ご覧ください。
自慢ばかりする人の特徴8選
まず、自慢ばかりする人の特徴を解説していきます。
- 自分に自信が無く、プライドが高い
- 世界観が狭い
- 他人から好かれたい
- 自分を認めてほしい
- 現在の状況に満足していない
- 自慢している自覚が無い
- 高飛車である
- 人を見下している
自分に自信が無く、プライドが高い
自慢ばかりする人は、他人から下に見られたくないという気持ちがあり、かつ自分に自信がないことが多いです。
そこで、自分のプライドを守る為に自慢をし、自らを大きく見せようとしているのです。
自分に自信がないから、自慢話をするしかないんだね。
自慢話が多い人は、自信があるように見えていることが多いから、意外に感じたかもしれないね。
世界観が狭い
自慢する人は、世界観が狭いという特徴があります。
自分の考える狭い世界の中でしか生きていないため、自分自身や自分の環境が最も素晴らしいと勘違いしてしまうのです。
井の中の蛙大海を知らず…ということだね
そのため、自分よりも上がいるという意識があまりなく、自慢をしてしまいます。
他人から好かれたい
自慢話をする人の中には、人から好かれたいという理由の人もいます。
多くの人は、「興味のある人に自分を格好良く見せたい」という気持ちがおわかりになるのではないでしょうか。
自慢話ばかりする人は「自分を格好良く見せる手段」として、自慢をしてしまうのです。
自分を認めてほしい
成果や学歴などを自慢する人は、自分がその成果や学歴を手にするのにどれだけ努力をしたかを知ってもらい、そんな努力をした自分を認めてほしいという気持ちがあります。
このような人は「見せない努力」を美学とは考えておらず、どれだけ努力したかを積極的にアピールする傾向があります。
つまり、本当に他人に伝えたいのは、成果や学歴ではなく、そこに至るまでの経緯なのです。
このような人は承認欲求も高く、「認めてもらいたい」「褒めてほしい」という感情も併せ持っています。
確かに仕事をする上での「見せない努力」は報われないことが多いと僕も思いますが、アピールしすぎてしまうと煙たがられる原因になってしまいますよね。
現在の状況に満足していない
自慢話の内容が現在のものではなく、過去のことばかりの場合、現状に満足していないと言えます。
本当の自分はもっとできるんだ、と考えている為、過去の栄光を周囲に話して自尊心を保とうとしているのです。
過去の栄光にしがみついているように見えるから、ちょっと痛いよね…
自慢している自覚が無い
中には、自分に自信がありすぎるため自慢していると自覚していないケースもあります。
自信がありすぎるゆえに、周囲の人に自慢話だと捉えられてしまう話し方をするのです。
本人にとっては当たり前のように話している内容が、周囲の人からしたら「才能があるアピールかよ」と思われてしまうんですね。
自意識過剰な人の特徴や、上手な付き合い方については以下の記事で解説しておりますので、是非ご参考にしてください。
高飛車である
自慢する人は、高飛車であるという特徴があります。
「あなたと違って私はこんなに優秀である」「あなたにはこんなことできないでしょう?」といった気持ちが、言葉や態度に表れてしまっているのです。
「自分は特別な存在である」と考えているため、その気持ちが高飛車な態度になってしまうんだ
自慢することで、「自分は特別」というアピールをし、自分を満足させようとしています。
人を見下している
先に紹介した【高飛車である】と通じますが、自慢話ばかりする人は、周りの人のことを「自分より格下だ」と考えていることが多いです。
めちゃくちゃ嫌なヤツじゃん…
誰かのことを褒めたり、羨ましがられている人がいると、鼻で笑ったり、馬鹿にした態度をとることがあります。
「そんなことは大したことではない」という小馬鹿にした気持ちが態度に出てしまうんだ
自慢話ばかりする人は、人を見下すことで「自分の方が上だ」と錯覚しています。
自分の方が上だというのを周りの人にもわからせたいという気持ちから、自慢ばかりしてしまうのです。
自慢話のケースごとの心理と対処法7選
ここからは、自慢話の内容ごとに、その人の心理と対策を紹介していきますよ。
- 学歴や海外渡航歴について自慢する人の心理と対処法
- お金に関する自慢をする人の心理と対処法
- 家族に関する自慢が多い人の心理と対処法
- インテリアなど、家に関する自慢をする人の心理と対処法
- 過去の栄光や武勇伝を自慢してくる人の心理と対処法
- 有名人である知人や友人の自慢をする人の心理と対処法
- SNS上で多く見られる自慢の特徴と対処法
学歴や海外渡航歴について自慢する人の心理と対処法
学歴や海外渡航歴を自慢してくる人は、前述した通りその経歴を手にするための努力を認めてほしいと考えています。
同時に、自分に劣等感を感じていたり、プライドが高いという特徴もあります。
また、学歴自慢をする人の多くは教養があるため、あからさまな自慢を「はしたないこと」だと自覚しています。
周りに学歴を自慢してくる人がいる場合はわかるかと思いますが、このような人は会話の中でさりげなく自慢してきますよね。
はしたないと分かっているのに、会話の中で滲み出てしまうプライドの高さが伺えるね
対処法
学歴自慢に付き合うのは面倒ですので、巻き込まれたくない場合は突っ込まずにスルーしてもいいでしょう。
ただ、相手と長い付き合いになる場合や興味がある場合は、「学部はどちらですか?」や、「何を学んでらしたんですか?」など突っ込んであげるといいでしょう。
もしかすると、相手の意外な一面や共通点を見つけることができるかもしれません。
お金に関する自慢をする人の心理と対処法
特に男性に多いですが、「〇〇をいくらで買った」や「いくら儲けている」などと、聞いてもいないのにお金に関する自慢をする人は、下に見られたくなく、自分を大きく見せようとしています。
男性は『お金=社会的地位、信用』と考えている人が多くいます。
そのため、お金に関する自慢をする人は自分の力を誇示したいのだと言えるのです。
対処法
このような自慢をされた場合、相手を褒めてしまうと逆効果です。
自慢している人は褒められて気持ちが良いので、どんどん話が膨らんでしまいます。
おすすめなのは、その金額がどれだけすごいのかわかっていないような顔をすること。
お金の自慢をする人はその価値がわからない人には話してもしょうがないと考えているため、話題を変えてくれることでしょう。
家族に関する自慢が多い人の心理と対処法
あまり接する機会が無いかもしれませんが、年配の方の中には家族の自慢をする人がいます。
内容は多岐にわたり、「有名企業に就職した」「こんな親孝行をしてくれた」「こんなすごい大学に入学した」等々、挙げればきりがありません。
家族のことが大好きで誇らしいという気持ちで自慢している人もいますが、実は自分の幸せを実感できておらず、周囲から羨ましがられることで幸せを感じようとしているケースもあります。
何度も家族の話を聞いているとうんざりしてしまいますが、それしか話すことがないため、仕方ないのです。
対処法
このような自慢をする人は、家族との交流の中でなかなか幸せを感じられない可哀そうな人が多いため、同情して話を聞いてあげるのがいいでしょう。
真面目に聞いているとむかむかするかもしれませんが、『同情』をベースにすることで感情の起伏が抑えられますよ。
インテリアなど、家に関する自慢をする人の心理と対処法
自宅の家具、インテリアにこだわっているひとは、自分のセンスを周りの人に見せつけたいという心理があります。
会話の中で「北欧風」や「カントリー風」などの単語がでてきたら自慢をしたい人の可能性があるため、注意が必要です。
対処法
出先で自慢された場合、今後の家具選びのために聞いておくのもいいですが、このような人は自宅に人を招待し、現物を見せて自慢をしたいというケースが多くあります。
もしも家まで行ってしまうと逃げ場がないため、延々と自慢を聞かされる羽目になります。
このようなことに興味が無く、自慢話を聞くのが嫌な場合、家に行くのだけは断るようにしてください。
過去の栄光や武勇伝を自慢してくる人の心理と対処法
これは年配の男性が多いですね。
特に会社で働いている人であれば、上司からこの類の自慢を聞かされたことがあるのではないでしょうか?
特に若い頃のヤンチャ自慢は十八番ですが、疑いたくなるものがほとんどですよね。
みなさんご察しの通り、このような自慢をする人は自分を大きく見せたいという心理が非常に強いです。
なので、ここで疑っている素振りを見せたり、適当にあしらってしまうと、相手との関係がこじれてしまう可能性が高いのです。
対処法
こういった話は、話半分に聞いて楽しむようにするといいでしょう。
その時の気持ちなど、細部に突っ込んでみるとより面白く聞けるかも。
真面目に聞かなくても、心の中で毒づいてストレス発散しながら聞くくらいがちょうどいいですよ。
有名人である知人や友人の自慢をする人の心理と対処法
若者に多く見られるのが、有名人である知人や、地位のある友人に関する自慢話。
このような自慢をする人は、自分にはこれだけのコネクションがあり、付加価値があるんだぞ、と相手に思わせたい心理があります。
裏を返せば、自分自身だけでは自信が無いため、他の人の力を借りていると言えるでしょう。
対処法
有名な知人がいたとしても、その人自身の価値は変わりませんので、特に興味が無ければ相手にしなくていいでしょう。
しかし、もし仮にあなた自身がコネクションを作りたいということであれば、その人を紹介してもらうために仲良くしておくのもアリです。
ただし、その話が嘘の場合もあります。
なかなか会わせてくれない、本当に仲がいいのか疑わしい場合、あまり突っ込まずに察してあげる必要があるよ。
SNS上で多く見られる自慢の特徴と対処法
自虐風の自慢
最近SNS上で多く見られるようになったのが、自虐しているように見せて、実は自慢しているパターンです。
具体的には、
「寝坊してすっぴんで家出たらナンパされた!すっぴんでナンパされるとか恥ずかし~!」
といったような内容を、すっぴんとは思えない自撮りとともにSNSにアップするものです。
こちらは自虐しているようで、「すっぴんでもナンパされるほど可愛いのだ」という自慢をしているというのがお分かりになるかと思いますが、SNS上なので、フォロワーの人たちからも「すっぴんに見えない」「肌がきれいだ」などと褒めてもらえます。
こういったコメントに対しても承認欲求を満たせるので快感を覚えて繰り返し行うのです。
対処法
このタイプの自慢は対面でしている人は見たことが無く、ほとんどはSNS上でおこなわれています。
SNS上であれば、ブロックして見ないようにするのが最も簡単でしょう。
しかし、身近な存在の為ブロックするわけにはいかないという場合には、「また嘘を言ってるな」くらいに捉え、冷ややかな目で見るようにしましょう。
まともに相手をすると疲れてしまうため、冷めた目で見るくらいがちょうどいいですよ。
自慢する人にならないための心構え3選
ここからは、あなたが自慢話ばかりする人にならないための心構えを紹介します。
当たり前のことかもしれませんが、「いつのまにかこのような心構えを忘れてしまっていた」ということが往々にしてありますよ。
- 感謝の気持ちを忘れないようにする
- 謙虚な気持ちを持つ
- プライベートを話さない
感謝の気持ちを忘れないようにする
自慢ばかりする人は、周りの人への感謝の気持ちがなく、すべて自分自身の力で成し遂げたと考えています。
あなたが周りの人や環境に感謝する気持ちを忘れなければ、自慢しようとは思わないはずです。
「今の自分があるのはみんなのおかげだ」と考えるようにすると、人は自然と自慢話をしなくなるんだ
そのため、常に感謝の気持ちをわすれないようにしてください。
そうすれば、その気持ちが結果的にあなた自身を守ってくれることになりますよ。
謙虚な気持ちを持つ
自慢ばかりする人は、謙虚さを忘れてしまっています。
謙虚であることは人としての美徳であり、謙虚でいれば周りの人から攻撃されることもありません。
何か成し遂げたとき、自分の功績が大きいと謙虚さを忘れ、自慢をしたくなってしまいますよね。
ただ、人は多くの人との人間関係を築くことでさらに大きな成功を収めることができます。
謙虚でいることは、あなたの周りの人との良好な人間関係の構築の手助けにもなり、敵も作らないため、一石二鳥なのです。
プライベートを話さない
自分のプライベートを話すことは、時には必要なことですよね。
しかし、あまりプライベートな話をしてしまうと、聞いている人たちが「自慢されている」と感じる危険性があります。
どうしても避けられない時以外は、なるべくプライベートについては話し過ぎないことが大切です。
逆に相手にプライベートな質問をオウム返しすることで、その場を切り抜けることができるからオススメだよ
最後に
いかがでしたでしょうか。
世間には自慢話をしてくる人がたくさんおり、全てを正面から受け止めてしまうとみなさん自身が疲れてしまいます。
今回ご紹介した自慢話のパターンごとの対策をぜひ実践し、ストレスフリーな生活を送れるようにしましょう。
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