エアコンの電気代が高い部屋の特徴と節約術!部屋選びの落とし穴も!

生活
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エアコンの電気代が高いと困ってしまいますよね、夏の場合は電気代が高いからといって稼働させなければ熱中症になってしまいます。

僕の場合は賃貸ですが、引っ越し後に電気代がかなり高くなってしまいました。

電力使用量・使用時間を1時間単位で見ていくと、ちょうどクーラーを使用している時間の電力使用量がかなり多かったので、電気代の相談ということでクーラーの業者さんに来てもらい、いろいろ話を聞いてみました。

すると、意外な節約術やなぜ電気代が高くなるのかということまでわかりました。引っ越し後に電気代が高くなってしまった方や、他の人と比べてなぜか電気代が高い理由が判明したので、まとめていきたいと思います!

クーラーの電気代が高い!原因と対策

エアコン クーラー

空気の循環(換気扇や隙間風)に注意!

みなさんの家にも換気扇隙間風があるかと思います。

換気扇はお風呂や脱衣所、トイレやキッチンなどですね、賃貸であれば、いろいろなところに小さな換気扇がついているはずです。手動で押すと開閉ができるタイプもおおいですね。

また、隙間風なんてないよ!と思う方もいらっしゃるかと思うのですが、玄関や脱衣所との境など、扉を閉めているつもりでも足元に隙間が空いていることが多いんです。

この空気の循環が活発であればあるほど、室内の冷された空気が外に逃げてしまい、電気代が高くなってしまいます。

僕は、たかが少しの隙間でしょ~と考えていたんですが、中から膨張する冷えた空気がすごい勢いで外に吸い出されてしまっていたんです!

【解決策】空気の循環を抑えるには?

扉を締め切り、換気扇も全て切ってしえば、空気の循環がなくなる為電気代が安くなります。

しかし、中には『常時換気』というシールなどが貼ってあり、常に換気しなければいけないところもありますよね。これはカビ対策なのですが、主にお風呂や脱衣所、トイレに多く見受けられます。

結論から申し上げますと、これらは滅多にカビることはないので、切ってしまってもいいそうです。

確かに、お風呂をでた後に換気扇を回し、乾いていれば切ってもカビることはなさそうですよね。

中には切れないように換気扇のスイッチにカバーをしている不動産会社もあります。僕はカバーにビビッて年中つけっぱなしだったのですが、カバーは簡単に外すことができ、簡単に切ることができましたよ笑

細かい話ですが、換気扇を回すのにも電力を使用していますから、クーラーと換気扇の両方が安くなり、一石二鳥ですね!

クーラーをつけた時の室内の温度が影響する?

業者さん聞いてみたところ、クーラーつけたときに室内の温度が高いと、クーラーの中の機械(コンバーター)が通常よりも一生懸命動いてしまう為、電気代が高くなってしまうそうです。

これを起こさないために、部屋の温度はある程度下げてから電源をつける必要がありますよ。

【解決策】室内の温度を簡単に下げるには?

みなさんお気づきかと思いますが、最も簡単な方法は『帰宅後に窓を開けて換気をする』ということですね。これだけでも熱された空気が外の空気を入れ替わるので、エアコンにとっては随分よくなるそうですよ!

この方法以外にも、『日中換気をしておく』という方法があります。

前述した【空気の循環に注意!】項目では『エアコン使用中は換気をなるべく減らす』と説明しましたが、日中は逆に換気扇を2か所以上つけて空気の流れを作っておくことで室内の温度が上がらず、帰宅後に一度窓をあけるという作業はしなくて済みます。

また、冷蔵庫は室内の温度が高くなると余計な電力を使用してしまうので、この方法であればそこでも節約できますね!

最上階の部屋で使用している電気代は高くなる

賃貸・一軒家に関わらず、最上階のエアコン代は高くなります。

これは日中太陽の光が屋根に降り注ぎ、熱が屋根裏にこもってしまうことが原因です。

最上階の部屋の上は当然屋根でしょうから、屋根裏にこもった熱が最上階の部屋の天井までも暖かくしてしまい、部屋の温度が上がってしまうんです。

これが最上階でなければ、上の階の部屋が熱を遮断してくれる為なんの問題も無いんですけどね、、。

最上階にお住いの場合はご自分の部屋の屋根をサーモグラフィーでみるとわかりやすいですが、直接手で天井を触ってみても暖かさを感じられると思いますよ!

【解決策】最上階で電気代が高い!対策は?

対策できることと言えば上の項目で説明した『換気』が有効です。屋根からどんどん熱が伝わってきてしまうので、日中換気していくことは重要ですよ。

しかし、屋根裏に溜まった熱気はなかなか下がりませんから、帰宅後にクーラーをつけた後も熱を放出している可能性があります。こうなるとなかなか部屋が冷えない為エアコンさんが頑張ってしまったり、部屋が冷えにくくなったりします、、。

屋根が暖かくならない方法があればいいのですが、、ロクな対策が無く申し訳ございません、、。

西日が差し込む部屋は電気代が高くなる!

日差しの中でも特に室内の温度に影響がでるのは西日です。西日は日差しも強いですし、窓に平行に差し込んでしまうので、光量が多いんです。

その為、室内の温度も上がってしまいますし、日中エアコンを使用していないとしても部屋に熱がこもってしまいますよ。

【解決策】西日が差し込む部屋

西日が差し込む部屋の場合はカーテンを閉めていることが多いのではないでしょうか?

普通のカーテンでも無いよりは遥かに効果がありますが、熱は室内に入ってきてしまう為、熱を遮断するカーテンに変えることをおすすめしますよ。遮熱性能があるかどうかでだいぶ違ってきます!

また、買い換える場合でも全ての窓を変える必要はなく、西日の差し込む窓だけで大丈夫です。

例えば、朝日が差し込んでも暑いなどの嫌な感じはせず、むしろ気持ちがいいですしね!

その他には、エアコンを使用していない日中の場合は、やはり『換気』が有効です。(ここまで換気を推していると文句を言われそうですね笑)

遮熱カーテンについて聞き覚えがない方がいらっしゃるかもしれませんが、ニトリなどで数千円から販売しています。比較的低価格から入手可能ですよ!

こまめなオンオフは逆効果?

これは皆さん気になりますよね!僕も気になっていましたところです笑

以前は『こまめに切ったほうがいい』と言われていましたが、現在の機械ではこまめにオンオフすると逆に電気代が高くなってしまいます!

これはエアコン内部の『コンバーター』という部品の有無によりますが、2000年移行に販売されている製品についてはほとんど導入されているそうなので、皆さんのエアコンもこまめにオンオフすると電気代が高くなってしまうかと思います。

詳しく説明すると、コンバーターが導入されていないエアコンでは、スイッチを入れた段階からアクセル全開でモーターを動かし、なんとエアコンを切るまでずーっとアクセル全開です!

しかし、コンバーターが導入されていればアクセルを制御することができます。

コンバーター有りの場合、エアコンをつけた時には急いで冷やそうとするので、アクセル全開です。しかし、ある程度冷えたらあとは余力で運転してくれるんです!

車に例えるとわかりやすいですが、ずーっとアクセルをべた踏みで運転するか、発進時のみアクセルを踏み込み、あとは余力とアクセルを使い分けて運転するのだとどちらが燃費がいいですか?

そう考えると納得ですよね!

部屋の広さが影響する

これはシンプルですね、引っ越し後に電気代が高くなるケースとして、単純に『部屋が広くなった』ということもあります。

部屋を仕切れるパーテーションのようなものが備えついていれば、そちらを活用するしかないですね、、

クーラーの電気代が高い部屋の特徴とは?

部屋 整頓

ここまでいくつか紹介しましたが、まとめると

  • 賃貸、一軒家ともに最上階の部屋
  • 部屋が広い
  • 隙間風がある
  • 窓の数が多い
  • 西日が差し込みやすい

といった特徴があります。

引っ越しの際にはこれらのことに気を付けてみてくださいね!

エアコンを買い換えても節約にはならない?

僕自身、エアコンの電気代がとても高かったため買い換えを検討しました。

20年前のエアコンだったためこれが原因だろうなと思っていたのですが、カタログを見てみると月当たり数百円、年間数千円の節約にしかならないことがわかりました。

これでは買い換えてもあまり意味がありませんね、、。

いくら『省エネ』といっても、エアコンのスペック的には限界に達しており、最新機種に買い替えてもすずめの涙ほどしか節約できないんです、、。残念。

サーキュレーターや扇風機は効果ある?

こちらはかなり効果があります!室内の冷えた空気を満遍なく循環させることができるため、エアコンとしても余計な電力を使うことがありません。

また、エアコンの力によって空気を循環させるのには限界がありますし、サーキュレーターや扇風機を使用したほうが総合的には電気代が安くなるんです!

サーキュレーターや扇風機設置のコツとしては、エアコンからの風に拮抗するように設置するのではなく、エアコンの風に対して追い風になるようにサーキュレーターの風を当ててあげましょう。

他には、冷えた空気は下にたまる為、天井付近は冷やされていない場合がありますから、エアコンからの風の天井に当ててあげるようなイメージで設置するのも効果的ですよ。

おすすめのエアコン運転方法は?

みなさんこちらはかなり悩みますよね。冷房・除湿(ドライ)・送風などいろいろありますが、室内を冷やせてかつ電気代が安く済むのは、ずばり除湿(ドライ)です!

除湿(ドライ)にすれば湿度も下がり空気も冷やしくれます。冷房では空気を冷やすだけですよね?

ハワイの夏を想像してもらいたいのですが、ハワイは湿度が少なくカラッとした気温なので、暑いとは言っても日本のようにジメジメしていない為、とっても過ごしやすいんです。

その為、湿度も下げてくれる除湿(ドライ)を使用すると体感的にも涼しく感じるんですね!また、湿度が低ければ空気の流れや風を涼しく感じるため、サーキュレーターや扇風機の効果も大きくなります!

まとめ

いかがでしたでしょうか。エアコンの電気代が気になる方や、引っ越しをお考えの方にもこれらのことは注意していただければと思います!

日本の夏は暑くてジメジメしているため、エアコンなしでは過ごせませんよね、、。

熱中症にならないように、今回ご紹介した方法を活用して、快適なエアコンライフを送りましょう!

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