僕はミスばかりで、しょっちゅう怒られています
仕事でミスが続くと落ち込んでしまい、「なぜ自分はできないんだろう」という気持ちになってしまいますよね。
僕自身、新入社員の頃はミスが多く、周りからどう思われているかとても不安ででした。
それに加えて落ち込むことも多かったのですが、今回紹介する方法を実践することで、ミスを減らすことができましたよ。
初めてする仕事であれば間違ってしまうことは仕方ありませんが、慣れているはずの仕事でもケアレスミスをしてしまうという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ミスが多い人の特徴と、ミスを無くす方法、ミスした時にすべき行動」を解説していきます。
怒られて気持ちがツライときにはどう考えればいいの?
そんなときの考え方や気持ちの保ち方は【ミスを過度に気にし、引きずる・マイナス思考である】の項目で解説しするよ
仕事でミスが多い人の特徴・対策と、ミスをしたときにすべき行動とは?
仕事でミスをしてしまう人の原因と特徴【16選】
仕事でミスばかりしてしまう人の特徴と原因を解説してきます。
僕自身の経験や、さまざまな人の意見を聞いた結果、以下の特徴がある人は仕事でミスをしやすいということが分かりました。
- 経験が浅い人
- 仕事に対する責任感がない
- 体調管理・自己管理ができていない
- 集中できない環境である
- ミスを過度に気にし、引きずる・マイナス思考である
- メモを取らない、メモを雑にとっている
- 疑問点を解決しない
- 仕事の全容を把握していない
- 気を配るポイントを間違っている
- 周りが見えていない
- 責任転嫁している、言い訳が多い
- 適切な休憩をとっていない
- いくつかの仕事を並行して進めている
- 焦って仕事をしている人
- 仕事の優先順位をつけていない
- デスクが整理整頓されていない
経験が浅い人
まず初めに、やはり経験が浅い新入社員などの方はミスが多いです。
ベテランの社員に比べ、仕事に慣れていないためミスが多くなってしまうため、仕方ない部分ではあります。
だからこそ、ミスをした場合には上司や先輩に積極的に質問をして、ミスの原因をしっかりと考えることが大切です。
中には、新人にめちゃくちゃ怒る人もいるよね。
新入社員のミスがいつまで許されるのか、怒られやすい人の特徴などを下の記事で解説してるよ。
仕事に対する責任感がない
ミスを連発してしまう人の共通点として、責任感がないということが挙げられます。
私も新入社員の頃はミスが多く、しょっちゅう叱られていました。
入社した1年間ぐらいは、「社会人」という意識がなかなか持てず、自分の行動が責任を伴うということを理解していなかった気がします。
「誰かが何とかしてくれるだろう」という気持ちがあると、仕事が疎かになってしまい、ミスが増えるんだ。
僕は「責任感をもっと持て」と言われることがあるんだけど、自分的には責任感を持っているつもりなんだけどなぁ
経験が増えるにつれて、求められる責任感も変わっていくんだ。
納得できない時には、「自分はこのように考えているが、具体的にはどんな部分が足りていないのか」を聞いてみるのもいいよ。
「自分は責任感がない」と自覚しながら仕事をしている人は、少ないと思います。
しかし、周りから「責任感が無い」と思われてしまうケースは残念ながら多いんです。。
「自分は責任感を持って取り組んでいる!」という方は、以降に紹介する特徴が当てはまるかもしれません。
体調管理・自己管理ができていない
仕事でミスが続いている場合、自分の生活を見直してみることも大切です。
うーん、どういうこと?
「今の自分は仕事でパフォーマンスを出せる状態か」を考えてみてね
あ、そういえば最近寝不足かも…
このように、体調が万全ではない状態で仕事をしていると、集中力を欠いてしまい、ミスの原因に繋がってしまいます。
次の日の仕事の事を考えず、深酒してしまったり夜遅くまで起きているという方は、前述した【責任感が無い】に通じる部分があるかもしれません。
しっかり睡眠をとっているのに眠い…という方は下の記事を参考にしてみてね
集中できない環境である
仕事でミスが多い場合、自分を責める前に、なぜミスが多いのかを考えてみましょう。
原因のひとつが、「仕事をしている環境」にあることも多いです。
集中できない環境だと、ミスが多くなるよね
しばらく働いていると、現在の職場の環境が当たり前になってしまうため、問題点が見えにくくなってしまいます。
例えば、職場が騒々しい場合や、会議や電話対応が多く、集中力を切られてしまう場合には、集中して仕事をするのは難しいですよね。
また、仕事の内容にやりがいを感じることができず、仕事に集中できない場合もあるでしょう。
現代はストレス社会と言われていますが、ストレスが溜まると精神的にうつや不安障害になってしまう可能性もあります。
仕事のことを考えると眠れず、寝不足でミスをしてしまう。
これもストレスなのかな
そうだね、そのような症状が出ている場合、口実を使ってでも休むことをオススメするよ。
具体的には、以下の記事を参考にしてね。
ミスを過度に気にし、引きずる・マイナス思考である
ミスをしてしまうと、「なぜミスをしてしまうんだ」「自分は全然ダメだ」など、ミスしたことを後悔し、悩んでしまいますよね。
ミスを反省することは大切ですが、後悔する必要はありません。失敗を次に活かせれば何も問題はないのです。
しかし、ミスが多い人は、一度のミスを引きずってしまい、ポジティブに考えられずマイナス思考になってしまうという特徴があります。
「次は失敗できない」
「またミスをしてしまったらどうしよう」
などと考えてしまうと、自らにプレッシャーをかけていることになるので、本来の集中力が発揮できず、重圧からまたミスをしてしまう可能性があります。
ミスをしたら本来、なにが原因であったかを探し、改善する必要があります。
ですが、マイナス思考の人はそういった気持ちに変換することが難しい傾向があります。
私も実際に実践している、「気持ちを楽にする考え方」については以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
メモを取らない、メモを雑にとっている
新しく仕事を覚える際には、教育された内容を必ずメモに取っているかと思います。
メモを取らない人は自分の記憶に頼って自己判断で仕事を進めていくことになるので、当然ミスは増えます。
しかし、メモをとっていたとしても内容が雑で、後から見返したときに断片的な情報しか得ることができないということもあるでしょう。
この場合も、こちらも自分の記憶を頼りに仕事をすることになってしまう為、ミスが起きやすくなります。
早口で説明されると、メモが漏れたり、雑になっちゃうよ
あとで解説するけど、雑でもいいのでとりあえずメモをしておき、後から清書することがオススメだよ
疑問点を解決しない
一度先輩や上司に教えてもらった仕事でも、記憶が曖昧になってしまうことはありませんか?
そんなときに「もう一度教えてもらうことをためらい、自己判断で仕事をしてしまう人」は、ミスが多くなってしまいます。
「前にも教えたでしょ」と怒られたくなくて、質問できません…
確かに、再度同じことを教えてもらうのは、上司の機嫌を損ねる可能性があるため気が引けるという気持ちはよくわかります。
上司の仕事を部下の教育だから、聞きにくい雰囲気をだされると本当に困るよね
仕事の全容を把握していない
仕事とは結局、細かな業務の集大成です。みなさんが行っているひとつひとつの業務が積み重なり、ひとつのプロジェクトをゴールまで導くことができるのです。
ミスが多い人の共通点は、仕事の最終的なゴールが見えておらず、目の前の業務だけに集中しているということが挙げられます。
すると、気付くはずの矛盾点や間違いをスルーしてしまい、ミスに繋がってしまいます。
この特徴は、仕事の全体像を理解していない新入社員に多く見られます。
仕事を覚えるのと並行して全体の流れを意識するといいでしょう。
気を配るポイントを間違っている
前述した【仕事の全容を把握していない】項目と多少被りますが、仕事には間違ってはいけないポイントがいくつか存在しています。
例えば、注文をとる仕事の場合、納期や価格を間違ってしまうと問題になってしまいますが、「注文日時」という情報は重要ではない場合が多いです。(もちろん後から確認されることもあるので、注意しておくに越したことはありませんが)
もちろん重要ではない情報まで完璧にこなすのが理想ですが、ミスの多い人は『どこを間違えてはいけないのか』というポイントを理解できていない場合があります。
初めから全てを完璧にこなせる人はいません。
まずは、重症なポイントを押さえるようにしましょう。
周りが見えていない
目の前の仕事に集中することはもちろん大切ですが、社会人であれば周りに意識を向けることも求められます。
日常業務の進め方が変更になったり、イレギュラー対応しなければならない、という案内があったとしても、周りを意識できていない人の場合、聞き逃してしまい、ミスとなってしまいます。
あなたがミスを指摘されたときに
「教えてもらっていない」
「知らなかった」
と感じるケースが多い場合、こちらの特徴に該当している可能性が高いです。
責任転嫁している、言い訳が多い
責任転嫁や言い訳をしている人は、「自分のせいではない」と考えているため、自分を改善する努力ができておらず、なかなかミスが減らない傾向があります。
自分の理解が足りていないにも関わらず、「○○さんの指示に従いました」と言ってしまう方は、もしかしたら心のどこかで「あの人のせいだ」と責任転嫁しているのかもしれません。
ただし、本当に「指示に従っただけ」の場合もあるので、難しいところです。
適切な休憩をとっていない
ミスしてしまった後や新入社員のうちは休憩を取りずらく、長時間継続して仕事をしてしまいがちですよね。
私もこの気持ちはとてもよくわかりますが、実はこの行為がミス発生させる原因になっているのです。
ミスを取り戻すために、休憩せずに働いているよ
人間は長時間集中力が続くわけではなく、適切な休憩を挟むことでパフォーマンスが向上することが科学的にも立証されています。
長時間仕事を続けることで、頭がぼんやりしたり、簡単なことを間違えてしまうという方は要注意です。
席を外して休憩するのは気が引けるという方は、デスクでぼんやりしてみてもいいでしょう。
いくつかの仕事を並行して進めている
繁忙期には複数の仕事を並行して、同時進行しなければならないことがありますよね。
僕も以前はそうだったのですが、このような状況だと気持ちに余裕がなくなり、ケアレスミスを起こしやすくなってしまいます。
事前に日内スケジュールを立て、できる限りひとつずつ仕事を完了させるようにしましょう。
しかし、どうしても同時進行しなければならないという場合、そのような状況を作ってしまっている会社に原因がある場合がありますから、ミスしてもあまり気負わないほうがいいでしょう。
そのような会社に勤めている場合、もしかしたら他の部分でも法律に抵触している可能性があります。私が体験した事例を下記のサイトにまとめましたので、是非ご覧ください。
焦って仕事をしている人
焦って仕事をしている人は、心の余裕がなく、ミスが多くなってしまいます。
納期や課題の提出期限が迫っていると余裕がなくなり、ミスに気づきにくくなってしまうんです。
仕事の優先順位をつけていない
前述した【いくつかの仕事を並行して進めている】項目と共通する部分がありますが、ミスが多い人は仕事に優先順位をつけていない場合があります。
仕事ごとに期限があるはずですが、後回しにしてもいい仕事を先に行い、期限がタイトなものを後回しにしてしまうため、時間的な余裕が無くなり焦ってしまうことからミスしてしまいます。
納期が不明な場合、上司に一度確認する癖をつけるといいよ
デスクが整理整頓されていない
デスクが整理されていないと、書類がどこかへいってしまうなどの単純なミスが発生します。
僕の周りでこの特徴に当てはまる人は、ミスが多いように感じます。
一時的に整理整頓しても継続しなければ意味が無いため、デスクだけではなく営業車や自宅でも整理整頓するクセをつけるといいでしょう。
ミスしてしまったときの対処法は?
いくら気を付けていても、人間は誰しも必ずミスや失敗をしてしまうものです。
いわゆる「仕事ができる人」も、何かしらのミスはしているものだよ
じゃあなんで仕事ができるというイメージを保てているの?
その答えは、ミスしたときに迅速に適切な対応をしているからなのです。
ミスをしてどう思われるのかというのは、その後の対応・行動によって変化します。
仕事ができる人が実際に心がけている対応を以下にまとめますので、みなさんも参考にしてくださいね。
- まずは隠さずに、謝罪と報告をする
- なぜミスをしてしまったのかを分析する
- 再発防止策を講じる
まずは隠さずに、謝罪と報告をする
ミスしてしまったら、すぐに謝罪と報告をしましょう。
この段階では、『なぜミスをしてしまったのか』を分析する必要はなく、取り急ぎ「申し訳ない」という自責の念と、どのようなミスが発生したかという事実を報告すればいいのです。
ミスの内容によっては、自分ひとりの力だけで解決できないものもあります。
迅速に報告することで、上司も対応を早めにすることができます。
ミスが発生してから時間が経ってしまうと、往々にして問題が大きくなってしまいます。
ミスに対して上司なりがすぐに対応すれば済む話でも、時間が経つことによって取り返しのつかない状態になってしまうことがあるんですね。
ミスの報告の場合、原因まで追究してからの方がいいのでは?
原因の追究をしている間に、問題が大きくなってしまう可能性があるんだ。
原因の追究は、報告の後でも大丈夫だよ。
また、この段階で言い訳をせず誠心誠意謝罪することで、周囲に与えるダメージを最小限に抑えることができます。
ふむふむ、ちなみに、どんな言葉で謝罪すれば気持ちが伝わるかな?
ビジネスシーンでは
「誠に申し訳ございませんでした」
「大変失礼いたしました」
などのフレーズが適切だよ
軽微なミスの場合でも、電話で謝罪したのちに訪問し、対面でも謝罪する必要があります。
謝罪することで、ミスで落ち込んだ気持ちを切り替えることもできるでしょう。
なぜミスをしてしまったのかを分析する
上司や取引先など、関係各所への報告・謝罪をし、ミスによって発生した問題が解決したら、なぜミスをしてしまったのかを客観的に分析しましょう。
分析をしないと、また同じミスをしてしまうからね
ミスを繰り返してしまうと信用を失ってしまいますから、責任転嫁や言い訳は考えず、厳しく自分の行動を振り返ってみてください。
また、先輩や上司に答えを求めず、まずは自分で考えてみることが大切です。
当事者意識を持つことで責任感が芽生え、かつミスをフォローする姿勢が、誠意として相手に伝わるからです。
再発防止策を講じる
自己分析が終了したら、最後に再発しない為の具多的対策を講じましょう。
対策を考えることでミスの再発を防げますし、なにより自分自身のステップアップ・成長に繋がります。
これが「失敗を成長の糧にする」ということだね
初めから仕事を完璧にこなせる人はいません。
現在あなたが「あの人は仕事ができる人だ」と感じている人も、ミスを次に活かし、成功に繋げているのです。
再発防止策を講じて実践することで、初めてミスを乗り越えることができたと言えるでしょう。
じゃあ逆に、「ミスをしたときにしてはいけない行動」どんなものがあるかな?
それを知っておくことも大切だから、次の項目で解説するよ
ミスをしたあとのNGな行動
ミスをしたときにすべき行動についてはお分かりいただけましたでしょうか?
念のため、ミスをしたときにしてはいけない、NGな行動についてもまとめておきます。
もしも次に紹介する行動をしている場合、信用を失っている可能性があるため、注意してください
- 同じミスを繰り返す
- 自分の間違いを認めず、言い訳や責任転嫁をする
- 反抗的な態度をとる
同じミスを繰り返す
同じようなミスや失敗を繰り返してしまう方は、前回の失敗を反省して次に活かすということができていないことになります。
そのため、周りからも「反省していないのではないか」と思われ、評価が下がってしまいます。
少しずつでもいいですから、なるべく同じミスは減らすように努力することが社会人には求められています。
自分の間違いを認めず、言い訳や責任転嫁をする
ついついやってしまいがちですが、自分のミスを認めず、言い訳や責任転嫁してしまう人がいます。
「自分のせいではない」とアピールすることで責められることを回避できるかもしれませんし、自分のプライドは守ることができるので、気持ち的には楽でしょう。
しかし、自尊心を保てていると感じているのは本人だけであり、周囲からは良く思われておらず、それどころか見苦しいとまで思われている場合もあります。
その場しのぎの言い訳を続けるよりも、自分の非を認めて真摯に謝罪することの方が、周りからの信用を得ることができたります。
言い訳や責任転嫁をしない方が、長期的にも断然メリットがあるんだよ
反抗的な態度をとる
自分が原因でミスをしたうえに、さらに反抗的な態度をとって周囲を困惑させてしまう人もごく少数います。
もしあなたの周りにこのような人がいる場合には、反面教師にするといいでしょう。
社会人として大切なのは、周囲との円滑な関係を築くことです。
このスキルが無ければ信用を得ることも、協力してプロジェクトを進めていくことも難しいでしょう。
ミスを反省しているのであれば、反抗的な態度はせず、誠実な対応をするよう心掛けてください。
仕事のミスを減らす対策【8選】
ミスを減らすには、ここまでに紹介したミスが多い人の特徴に該当しないことが大切だよ
しかし、それ以外にもいくつかポイントがありますので、深堀りした内容と併せて紹介していきます。
- ミスを分析し、対策を実行する
- 仕事のスケジュールを立て、優先順位を決める
- メモを清書し、データとして保存する
- 確認作業が最重要であることを認識する
- 他の人にも確認してもらう
- なぜその判断をしたのか説明できるようにする
- 集中できる環境を整える
- そもそものフローを見直す
ミスを分析し、対策を実行する
先に紹介した通り、ミスを分析し、対策を講じて実行することが重要です。
単純な確認不足のミスや、複数の要因が複雑に関係して発生したミスなど、その原因はさまざまです。
ミスが発生した場合には、ミスを分析し、どのような原因で発生しているのかを必ず深堀りしてください。
そのうえで、該当のミスへの対策を講じ、実行することでミスを減らしていくことができるのです。
仕事のスケジュールを立て、優先順位を決める
『とりあえず目の前にある仕事から片付ける』という姿勢だと、後から緊急性の高い仕事がでてきてしまい、焦りからミスしてしまうことがあります。
1日の仕事を始める前に、まずは現在自分が抱えている仕事を全て確認し、緊急性や重要度を加味して優先順位を決めるようにしましょう。
優先順位をつけることで、納期に追われることが減り、心に余裕が生まれるんだ
心に余裕が生まれることで、これまで焦りから生じていたミスが激減するでしょう。
スケジュールの段階ですべての仕事をこなすのが無理そうであれば、早めに別の人に依頼する勇気を持ちましょう。
「ひとりで抱え込み、納期に間に合わない」ということになれば問題となってしまいますし、周りも「早めに相談してくれれば」と考えています。
メモを清書し、データとして保存する
前述の通り、これは私も実践していることですが、紙にとったメモをパソコンのExcelなどにデータとして清書することで格段にミスは減ります。
清書する過程で作業内容や工程を再確認することができますし、不明な点を洗い出すことができます。
また、データであれば後からカテゴリーごとに振り分けて保存することができるため、一見何も関連が無さそうな仕事だとしても、関連性を見出すことができます。
紙と違い、キーワードで検索して内容を表示させることができるため、生産性・効率も向上します。
メモを手書きせず、スマホやパソコンに直接入力した方が効率良くない?
相手との関係にもよるけど、メモを取るメリットには以下があるよ
- 手書きでメモを取ることで、目の前に相手に信頼感を与える
- 手書きすることで、脳が刺激され記憶に残りやすい
また、メモはあくまで下書きのため、自分で見返したときに内容が理解できれば問題ありません。
具体的には、「5W1H」に沿った形で書いておくとわかりやすいでしょう。
確認作業が最重要であることを認識する
ミスを減らす最も効果的な方法は、「確認作業を徹底する」ことです。
それは分かっているんだけど、ミスが減らないんだよ
そんな人は、「勘違いしている部分はないか」「仕事を進める上で曖昧な部分がないか」見直してみよう
曖昧な部分や勘違いがあると、自分では理解して確認しているつもりでも、確認作業ができているとは言えません。
勘違いや自己判断で進めたことがミスを引き起こすケースは意外と多いので、こまめに上司や周囲に相談することも重要です。
全て完璧にこなすことが理想ではありますが、まずは間違えてはいけないポイントを理解し、そこを重点的にチェックするようにしてください。
「誰かが確認するだろう」と考えていると、責任感も育たないんだよ
他の人にも確認してもらう
ミスを防ぐためには、ダブルチェックが基本ですよね。
自分自身で2回確認することも有効ですが、他の人に2回目のチェックをしてもらうと、ミスを格段に減らせます。
他の人に確認してもらえば、自分の思い込みや勘違いを排除できますし、自分とは異なる視点でのチェックをしてもらえます。
ただ、いつでも他の人がチェックしてくれるとは限らないので、自分自身でも客観的に確認する癖をつけておこう
なぜその判断をしたのか説明できるようにする
これも僕が実践していることですが、自分が行った仕事は全て『なぜこのように判断したのか』を説明できるようにしています。
常にこのように考えることで、客観的に自らの判断を確認することができるため、ミスは必ず減ります。
また、もしもミスをしてしまった際にもなぜこのように仕事を進めたのか明確になる為、オススメの方法です。
集中できる環境を整える
職場が騒々しかったり、集中力を維持しにくい環境にいると、ミスが多くなることは先に紹介しました。
このように、自分自身が原因ではない場合、集中できる環境を整えるのは難しいですよね。
ただ、自分で集中できる環境をある程度整えることはできます。
仮にあなたのデスクの上が散らかっている場合、必要なものがすぐに見つからなかったりと、時間が無駄になり、効率的ではありません。
デスクと同様に、パソコン内のデスクトップやフォルダなども整理整頓しておくことをオススメします。
せっかく集中しているのに、「探し物が見つからない」なんて理由で集中力を維持できないのはもったいないよね。
そもそものフローを見直す
中には、仕事の仕組みやフローが原因でミスが発生していることも少なくありません。
私の会社でも、昔から同じやり方で引継ぎをしている仕事では、現在の社内システムや社会情勢にそぐわず、ミスが多発しているものがありました。
この場合、そもそもの仕事の進め方やフローを見直すことで、ミスを防ぐことができます。
でも、新入社員の僕には言いにくいよ…
たしかに、仕事の進め方に口を出すと、「生意気」だと思われるかもしれません。
なので私は、比較的親しい先輩に「疑問点があるので教えてほしい」というスタンスで、仕事の進め方などを指摘するようにしていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ミスは減らしたいと誰もが望んでいるはずですが、適切な対応・対策ができていなければなかなか難しいですよね。
今回ご紹介した対策や原因などをご参考にしていただき、ミスを減らせるよう一緒に努力していきましょう。
しかし、前述の通りミスが全て悪いのではなく、これらのミスに対して対策を講じて乗り越えることで自分の糧にし、成長に繋げることができます。
社会人生活は長く、今後もミスしてしまうことはあるはずですから、一度ミスしてもポジティブに考え、思考を切り替えていきましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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