人前で緊張しない方法はある?緊張してしまう理由とは!
人前で話すと緊張してしまって、頭が真っ白になってしまうことがあるんだ…
人前で話すと緊張で声が震えてしまったり、頭が真っ白になってしまうことがありますよね。
他の人は上手に話しているのに、なぜ自分だけ・・・と考えてしまうことはありませんか?
特に人前で話すのが慣れていない人は、次のようなことが心配ですよね。
「話がちゃんと伝わるかな?」
「失敗したらどうしよう」
「変なこと言ってないよね…」
一度考えだしてしまうと、思考から追い出すことが難しく、なかなか消えてくれません。
実は、半数以上の人は人前で話すのが苦手であるという調査結果があります。
しかし、あなたから見ると半数以上の人が、人前で話すのに慣れているように見えていませんか?
ではなぜ、他の人は上手に話せているのでしょうか?
それは、考え方や意識していることにコツがあるからなんだ。
この記事では、人前で話すのがなぜ苦手になってしまったのかを踏まえ、どうすれば苦手意識を克服できるかを解説していきます。
コミュニケーション能力を上げ、円滑な会話をする方法は以下のサイトで詳しく解説しているから、是非参考にしてね。
人前で緊張してしまい、話すのが苦手な人の思考とは
僕はいつから、人前で話すことが苦手になってしまったんだろう…
まずは、人前で話すのが苦手な人の思考を解説してきます。
人前で話すのが苦手になってしまっている人の声を集めてみると、主に以下のように考えてしまっていることがわかりました。
- 緊張して頭が真っ白になってしまう
- みんなが自分の話を聞いていると思うと余計に緊張してしまう
- そもそも、話をするのが上手ではない
- 人見知りが激しく、言葉で説明できなくなってしまう
- 注目されるのが嫌いで、目立ちたくない
- 恥ずかしくなってしまう
- 人前で話すのが慣れていない
- 自分に自信が無い
- 失敗した時の事を考えてしまい、緊張してしまう
- 人の目が怖く、相手にどう思われるか不安
- 過去に失敗した経験があり、それを思い出してしまう
- 意見を伝えられるか不安である
などの意見がありました。
この中に「自分と同じように考えている」と感じるものがあったのではないでしょうか?
人前で緊張せずに話すコツ14選
ここからは、人前で緊張しないで話す方法を紹介していきます。
- 「緊張している」と初めに伝える
- 話の初めと最後だけ決めておく
- 事前準備・シュミレーションをする
- 聞き手を人間だと思わない
- 体の一部を動かしておく
- 完璧にしようとしない
- 客観的に自分を見てみる
- ネガティブなイメージからポジティブなものに変換する
- 場数を踏む
- 失敗したこと引きずらず、次に活かすようにする
- 大きな声で話すようにする
- 背筋を伸ばし、目線を前方に
- 話し方に抑揚をつける
- 大事なことを優先する
「緊張している」と初めに伝える
こちらは、初めに伝えることで心理的にとても楽になる方法です。
いやいや、緊張していることを知られたくないんだよ
「緊張していることを知られたくない」という考えが、心理的に大きなプレッシャーになっているんだ。
スピーチの初めに「緊張しています」「お聞き苦しいところがあるかもしれません」など、「自分はミスをするかもしれない」ということを伝えておけば、心理的なプレッシャーを抑えることができます。
「緊張していることを知られたくない」と考えてしまうと、「ミスすると緊張していることがバレてしまう」という思考になってしまい、余計緊張してしまいますよ。
逆に「ミスしたっていい」くらいの気持ちでいればいいんだね。
事前準備・シュミレーションをする
人前で話す時には事前にシュミレーションを行うことが大切です。
これをせずに本番に臨んでしまうと、不測の自体に対応できません。
事前にシュミレーションを行うことで、予想Q&Aを作成することができ、一連の流れを確認することもできます。
1番重要なのは、『事前に練習した通りに説明するだけだから大丈夫』という自信に繋がることなんだ。
自信がつけば、口調や態度にも余裕がでますよ。
話の初めと最後だけ決めておく
スピーチやプレゼンなどは、話のはじめよりも終盤の方が強く記憶に残ります。
あなたも他人のスピーチを聞いているとき、話の中盤を覚えていないことが多いと思います。
私たちは、人の話を全部覚えていることは難しく、聞いていないことの方が多いのです。
なので、中盤は多少ちぐはぐになっても構いません。
「最後にお伝えしたいことは」
「これまでの話を要約しますと」
など、最後の5分間で伝えたいことを説明できれば、問題ないんだよ。
聞き手を人間だと思わない
あなたが緊張してしまうのは、
『周りの人からどう思われているか気になる』
『人の目が怖い』
という理由が多いです。
この場合、あなたの話を聞いているのが意志を持つ人間ではなく、犬やあなたの好きなぬいぐるみ・かぼちゃなどに見立てるといいでしょう。
初めは苦戦するかもしれませんが、繰り返すことで次第に犬やぬいぐるみ・かぼちゃなどに見えてきますよ。
犬やぬいぐるみ相手に緊張する必要はないので、この方法で緊張を緩和できるはずです。
体の一部を動かしておく
体の一部を意図的に動かしておくことで、緊張を緩和することができます。
私たちの体は、常にどこかが小さく動いています。
そのため、普段通り体のどこかを動かしておくとリラックスでき、緊張を和らげることができるんです。
緊張していると、体がこわばってしまうよね。
この状態だと、余計緊張してしまうんだ。
体を動かしていると目立つんじゃない?
周りの人を見ると、意外に体を動かしている人はおおいんだよ。
オススメを以下に紹介するね。
- 身振り手振りを付ける
- 手を前に組んで指を動かす
- 手を後ろに組んで指を動かす
これらの方法は多くの人が無意識におこなっているため、スピーチ中の人を観察してみてくださいね。
完璧にしようとしない
前述した通り事前の準備やシュミレーションは必要ですが、人前での話を完璧に行おうとしないことが大切です。
完璧を目指した方がいいでしょ?
もちろん完璧を目指すのは素晴らしいことだよ。
でも、完璧におこなおうとすると、少しつまづいただけでもパニックになってしまうことがあるんだ。
そのため、
『完璧にやらなくてもいい』
『ある程度できれば充分だろう』
などと考えておけば気持ちも楽になり、過度な緊張をしなくて済みます。
また、多少つまずいても、予想の範囲内であると瞬時に思考を切り替えられるので、パニックになり頭が真っ白になってしまうこともなくなりますよ。
少し勇気をもって、気楽に考えるようにしてみましょう。
客観的に自分を見てみる
人前で話しているのをイメージして鏡の前で話してみたり、実際に人前で話している自分をビデオに撮ったりして自分の姿を客観的に見てみることも大切です。
もしその姿に改善点があるのであれば、そこを改善することで自信を持つことができますし、『ここを直せばいいんだ』とポジティブに考えることができます。
思ったよりできていたら、それだけで自信にも繋がるよね
人前で話すのが苦手な人は、自分の話している姿を過小評価している事が多いんです。
そのため、こういった方法で改善できる可能性がありますよ。
ネガティブなイメージからポジティブなものに変換する
人前で話すのが苦手な人は、話すという行為自体にネガティブなイメージを持っています。
具体的には
「話が下手だと思われる」
「緊張しているのがバレてしまう」
などですね。
これらをポジティブなイメージに変換することで、人前で話すのが得意になることがあるよ。
ポジティブなイメージとは、『人前で話す行為を完結させた後の自分』を想像することです。
多くの場合、拙くても人前で話す行為を完結させれば、悪い評価を与えられることは少なく、良い評価を受ける場合が多いでしょう。
このように、苦手意識を克服した後にどんな未来があるのかを『ポジティブに』想像することで、緊張を和らげることができます。
場数を踏む
人前で話すのに苦手意識を持っている人は、人前で話す状況を避けている傾向があります。
避けてしまう気持ちはとてもよくわかります。
苦手なことに取り組むのはストレスですし、当日まで気になってしまいますもんね。
しかし、少しずつ無理がない範囲で参加していくようにすると、次第に慣れてきて、そのうち『こんなものか』と思えるようになります。
勇気をだして場数を踏むようにするのが、最も早い解決策かもしれません。
しかし、時には失敗することもありますから、これを引きずってしまうと苦手意識が強くなってしまいます。
こちらについては次の項目で開設します。
失敗したこと引きずらず、次に活かすようにする
人間誰しも、失敗することはあります。
苦手意識がある行為を克服する最中であれば、失敗することは必然でしょう。
そのため、失敗した経験については引きずらず、次に活かすことが大切なんだ。
失敗を引きずってしまうと苦手意識が強くなってしまい、非常にもったいないです。
失敗したことは次に改善するように努力し、過度に後悔しないようにしましょう。
人前で話すのが得意な人でも、1度も失敗したことが無い人に僕は出会ったことがありません。
『人間誰しも失敗はある』という思考に切り替え、前向きに考えるようにしてください。
大きな声で話すようにする
人前で発表する時は自信の無さや緊張から、声が小さくなってしまいますよね。
そんな時には意図的に大きな声を出すようにしてください。
アスリートの方は、不安や緊張を吹き飛ばし、自分を鼓舞するために大きな声を出していますよね。
これは、人前で話す不安や緊張を感じている皆さんにも有効な方法です。
大きな声を出すことは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、自然と緊張がほぐれ、自信があるように見えます。
ただ大声を出すのではなく、遠くの人にボールを投げるイメージで声を届けるよう意識すると、聞き取りやすく、相手も耳を傾けやすくなるよ。
背筋を伸ばし、目線を前方に
背筋を伸ばすことでよく通る澄んだ声がでるため、相手は聞き取りやすくなります。
また、背筋を伸ばし目線を前方に向けることで堂々とした姿勢となり、聞き手に好印象を与えることができます。
想像していただきたいのですが、猫背で常に姿勢が下向きの人のプレゼンを見ると、「自信が無いのかな」と思ってしまいますよね。
本当は自信が無くても、この姿勢をとることで段々と本当に自信があるように脳が錯覚してくれますよ。
また、目線を前にすることで聞き手と目が合うのが嫌だという方は、聞き手のおでこや少し上を見ることをおすすめします。
話し方に抑揚をつける
よく緊張から早口になってしまったり、棒読みになってしまう方がいます。
こうなってしまうと聞き手にも緊張が伝わってしまったり、退屈してしまいますよね。
そこで、意識してゆっくり話したり、強調すべき部分を少し大きな声で話すことで聞き手は飽きることなく、集中して聞くことができます。
また、重要な部分では、声を発する前に一呼吸置くと緊張も和らぎますし、聞き手にも『ここは重要である』という意図が伝わりますよ。
大事なことを優先する
入念に準備をして予行練習もしたのに、本番で緊張してしまい、何を話せばいいかわからなくなってしまうことがあるでしょう。
慌ててしまった結果、伝えたいことが伝えられなかったり、時間切れになってしまうという経験はありませんか?
こうならないために、自分が最も伝えたいことを把握しておき、何を話せばいいかわからなくなったとしても、最も伝えたいことだけは発信するように意識することが重要です。
事前に要点をまとめておくと良さそうだね
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらの方法を自分ができるものから実践していくことで、次第に苦手意識が薄まっていくはずです。
最初は上手くいかないこともありますが、挫けず、長い目で取り組んでみてください。
しばらくすると、なぜ以前はこんなことで悩んでいたのだろうかと不思議な気持ちになれますよ。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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