自信をつける方法とは?もう自分に自信が無いなんて悩まなくて大丈夫!
あなたは自分に自信がありますか?
こう聞かれた時、躊躇うこと無く「はい」と答えられる人はとても少ないと思います。
僕自身も自信がなかったことから、自信が持てない理由や自信を持つことができた方法を実践しました。
その過程で、同じ悩みを持つあなたにも情報をお伝えしたいと思い、こちらの記事を書いています。
少しでも、あなたのご参考になれば幸いです。
ところで、日本人は自己肯定感が低いと言われているけど本当なの?
そうなんです。日本人は自己肯定感が低い民族であると昔から言われてきました。
実際に、内閣府が発表した自己肯定感に関する意識調査において、他の国に比べて突出して自己肯定感が低いということがデータとして判明しました。
日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自身を肯定的に捉えている者の割合が低い傾向にあるが、日本の若者の自己肯定感の低さには自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さが関わっている
内閣府HP 特集1 日本の若者意識の現状~国際比較からみえてくるもの~|令和元年版子供・若者白書(概要版) – 内閣府 (cao.go.jp)
そうなんだ!なぜ日本人は自己肯定感が低くなるんだ?
ここからは、日本人の自己肯定感が理由や、自信を持つ方法を解説していくよ
なぜ日本人は自分に自信がない人が多いの?
これには、以下の「日本独特の文化や考え方が影響している」と言われているよ。
細かく解説していくね。
- 連帯責任という日本の文化
- 幼少期の教育
- 自己主張することへの抵抗感
- 謙遜する文化
- 他人に迷惑をかけない意識が強く、他人の気持ちを尊重しすぎる
連帯責任というの日本の文化
日本では昔から、連帯責任を強いる文化や制度が存在していました。
ふむふむ、江戸時代の「五人組」や「村八分」などかな
五人組:近所の5戸を一組とし、互いに連帯責任で年貢納入や犯罪取り締まりなどを行なうもの
村八分:秩序を守らない人との交際を村全体が絶ち、その人が亡くなった時の葬儀以外では一切の関わりを無くす制度
なぜこんな制度があったの?
これらの制度は、「個性」や「独自性」を奪うために存在していたんだ
個性が強い人はトラブルを起こしやすいと考えられていたため、抑制する必要があったのです。
今でこそこれらの制度はありませんが、『連帯責任』というワードは部活や学校・会社などでも頻繁に聞かれますよね。
この『連帯責任』という言葉とともに育ってきた日本人は、個性を出しにくく、自分に自信が無くなってしまったんです。
外国では一般生活においては、『連帯責任』という考え方自体が少ないので、日本のこうした考え方に抵抗を感じる方も多いようです。
幼少期の教育
僕もそうですが、日本人は周りの目や体裁を過度に気にしてしまう民族です。
そのため、両親や先生から「これをしたらダメ」「あれをしたらダメ」というような教育を受けている場合が多いです。
最近では育児の際に『ダメ』という言葉を使うのが良くないとされていますが、みなさんが育った環境では、まだこのような教育をされてきたのではないでしょうか。
子供が自発的になにかを行うことは、将来の自信や自己肯定感の向上、考え方の柔軟性に繋がるはずですが、何かしても『ダメ』と言われ続けることで、こうした自主性を奪われてしまっているのです。
自信を持つためには、幼い頃から『自分の意思でなにかを行った』という体験により自己肯定感を高めることが重要です。
こうした体験を積めないケースの多い日本人は、自己肯定感が低くなり、自信が無くなってしまうのです。
ただし、大人になってからでも自信をつける方法を紹介するので、安心してね!
自己主張することへの抵抗感
日本では自己主張せず、謙虚な姿勢を示すことが美徳であるとされています。
感情をむき出しにしたり、自分のことをアピールすると、他人に気を遣わせてしまったり、煙たがられてしまうからですね。
こうのような意識が世間的に広く認識されているため、自然と自己主張できず、自分の感情や自分の価値を肯定できなくなってしまうんだ。
謙遜する文化
前述の【自己主張することに対する抵抗がある】でも紹介しましたが、日本では自己主張を良しとしないことで『謙遜する文化』が根付いています。
何かを褒められとしても、そのまま受け取ってしまうと相手に『自慢している』と捉えられてしまうため、「優秀なんですね」と褒とめられたとしても、「そんなことありませんよ」と否定してしまいますよね。
謙遜することは相手を気遣う素敵な文化ではありますが、いつでも自分のことを否定する為に、無意識に自分を過小評価し、自信が無くなってしまうのです。
たしかに、自分で自分を下げることが多いかも…!
他人に迷惑をかけない意識が強く、他人の気持ちを尊重しすぎる
あなたは、『他人に迷惑をかけてはいけない』と言われて育ちませんでしたか?
実はこれも日本独特であり、諸外国では幼い子に寛容で、周りの方も「見守る」という姿勢が強いです。
日本だと、子どもがうるさいと苦情を言う方が多い印象ではありませんか?
子育てにおいて、「うるさい」など周りから苦情を言われることが当たり前だと思ってたよ
日本人はこの『他人に迷惑をかけてはいけない』『他人の気持ちを思いやる』という考え方が強いため、子育てにおいても周りの気持ちや快適さを尊重してしまいます。
この考え方は、さまざまな場面でみられるんだよ
例えば、日本の国技である相撲や剣道・将棋などでは勝利した選手がガッツポーズをしているところを見たことが無いと思います。
それもそのはず、なんとこれらの試合ではガッツポーズをすることが禁止されているのです。
これが『負けた相手の気持ちを考える』=『他人の気持ちを思いやる』となっているわけです。
こういった気持ちはとても大切であり、誇るべき日本の文化ですよね。
しかし、他人の気持ちを尊重するあまり、自分の気持ちを蔑ろにしているとも言えるんです。
日本人は『他人の気持ちを考える』教育はされていますが、『自分の気持ちを大切にする』考え方は学んでおらず、自分の気持ちを大切にできていない人が多いです。
すると、他人の気持ちを大切にするあまり、自分のことを卑下してしまい、『自分なんて大した人間ではない』と感じてしまうのです。
なるほど、自分の気持ちを尊重してあげることが大切なんだ
諸外国の自信が高い理由
ここまで挙げた日本の自信が持てない理由に対して、諸外国の自己肯定感が高い理由は、単純に「これらの文化が無いから」もしくは「このような意識が低い」からです。
フランスやアメリカなどでは、社会よりも個人を大切にし、尊重するため自分の意見ははっきりと伝え、自己主張を積極的に行います。
また、褒められれば謙遜せず、そのまま受け入れることができるのです。
日本は逆に個人よりも社会を大切にし、社会の秩序を乱す個人を攻撃してしまう為、自己肯定感を下げ、自信を持てなくなってしまっているんですね。
あなたが自信を持てない理由7選【考え方編】
ここまでで、日本独特の教育や文化により、日本人の自己肯定感は諸外国に比べ低くなりがちで、自信が持てない民族であることがお分かりいただけたかと思います。
でも、日本人でも自信がある人はたくさんいるよね
そうだよね。
ここからは、なぜあなたの自己肯定感が低くなってしまうのか、考え方や内面にフォーカスして解説していくよ
あなたの自己肯定感が低い理由には、これまでの経験が字関係している可能性があります。
過去の経験と向き合い、自分の中にどうにか落とし込むことが自信につながる場合がありますよ。
ただし、あまりにもツライ場合には、考えないようにし、過去と決別することも重要だよ。
- 失敗した経験や辛い経験がある
- 完璧主義である
- 自分を大切にしていない
- 目標が大きすぎる
- 他人と比較している
- 他人からの批判が怖い
- イライラしやすい
失敗した経験や辛い経験がある
仕事での失敗や失恋、成績不振、イジメなど、失敗や辛い経験をすると自己肯定感が低くなり、自信が無くなってしまいます。
失敗や辛い経験により自己肯定感が低くなる人は多いですが、どの程度の失敗がどの程度自己肯定感を奪うのかは人よりさまざまです。
一般的に、幼少期に自主性を育めない『日本独自の教育』を受けてきた人は、少しの失敗や辛い体験でも自己肯定感を多く失い、自信が無くなってしまいやすいと言われています。
完璧主義である
自分に自信がない人は、求める理想が高く、完璧主義な傾向にあります。
自己評価が80点だとしても、他人から見れば優秀であっても、本人は常に100点を目指しています。
そのため、100点を取るまでは自信が持てないという結果となってしまうのです。
完璧主義な人ほど、自分に自信が持ちづらいです
自分を大切にしていない
前述の「完璧主義である」と通じますが、自信がない人は、自分を大切にできていません。
自分のことを大切にしているのであれば、たとえ100点ではなくても、「上手くいったな」と感じれば、自分のことを褒めてあげるはずなんです。
周りから褒められたとしても、「今回はたまたま運が良かっただけだ」と考えてしまいます。
こうなると、どれだけ成功体験を積んでも自己評価が低いため自己肯定感が上がらず、自信がもてないままとなってしまうのです。
目標が大きすぎる
『自信』とは、社会生活において大切なものですが、初めから絶対的な自信を持っている人はいないと言っていいでしょう。
「自信」とは本来、小さな成功体験が積み重なり、それと共に育っていくものだよね。
その自信をもとに大きな目標を達成するべきですが、小さな成功体験の積み重ねが無いにも関わらず、大きな目標を達成しようとするとつまづき、挫折してしまいます。
他人と比較している
自分に自信が持てない人の多くは、自分の現在の価値を図るために、他人と比べてしまいます。
他人と比べることで優越感に浸れることもあれば、自尊心が傷つくこともあるでしょう。
結局、他人と比べて優越感に浸ったときより、他人より劣っていると認識した事の方が記憶に強く残るため、最終的には自己肯定感を下げ、自信がなくなってしまうのです。
他人からの批判が怖い
自分に自信がない人は、周囲の目を気にしすぎる傾向があります。
自信がないため、自分の意見を突き通すことが難しく、
「周りの人を怒らせてしまったらどうしよう」
「指摘されたらどうしよう」
と不安でたまらなく、他人の顔色をうかがうことが多いんです。
相手に同調することで安心感を得ているため、批判や指摘に対して、適切な対応をとることが難しく。傷ついてしまうこともあるのです。
イライラしやすい
あなたの周りにも、
「あの人はいるもイライラしているな」
「短気な人だな」
と感じる人はいませんか?
いるいる!自分に自信があるから感情をむき出しにできるんだよね
そう思われがちなんだけど、実はこれも「自分に自信がないから」イライラしてしまうんだよ。
自分に自信のない人は、自分を否定することが多いことから自己嫌悪に陥り、常に不安を抱えてします。
そのため、多くのタスクを引き受けたりすることによって自分の存在意義を証明しようとしますが、オーバーワークとなってしまい結局うまくいくことは少ないです。
すると、ますますイライラが募ってしまうんです。
自信がない人の特徴4選【客観視編】
ここからは、客観的に見た場合の自信がない人の特徴を紹介するよ。
「自分に当てはまっているか」を確認してね。
周りから見た「自信のなさそうな人」の特徴ってこと?そんなの意味あるの?
見てもらうとわかるんだけど、客観的に見て次の特徴を持っている人は、実際に「自分に自信がない人」に当てはまっているんだ
- 話す声が小さい人
- 引っ込み思案人
- 友人が少ない人
- 恋愛経験が少ない人
話す声が小さい人
自分に自信がない人は、相手からの批判を恐れ、評価を気にしすぎています。
そのため、話す声が小さくなってしまう人が多いのです。
また、「自分の発言により周りから注目されることを避けたい」という気持ちもあり、必要最低限のことを目立たないように話しているという特徴があります。
たしかにプレゼンなどで、声が小さいと言われたことがあるよ
他にも、「自分の意見が曖昧なため、堂々と話せない」という理由もあるよ
引っ込み思案な人
自分に自信がない人は、自分自身の存在意義をも疑問に思っている場合があります。
「自分の存在に意味はあるのか」
「ここに自分の居場所があるのか」
などですね。
無意識のうちに自分の発言や行動を抑えているので、自由な発言をしている人や、行動力のある人に憧れを抱いていることも多いです。
このケースは、過去に原因がある場合が多いんだ。
「自分を受け入れてもらえなかった」や「人前で恥をかいたことがある」などだね。
なるほど、過去は過去と割り切ることが必要なんだね。
友人が少ない人
自分に自信がない人は、過去に強く批判されたり、いじめにあったなどのトラウマを抱えている場合があります。
「こんな思いは二度としたくない」と考え、新たな人間関係を構築しなかったり、人と距離をおいてしまうため、友人が少なくなってしまうのです。
ただ、周囲とうまく人間関係を構築するために、「本来の自分を押し殺し、同調する」ことで一見友人が多いように見える人もいます。
この場合でも、本人は「腹を割って話せる友人は少ない」っと理解しているので、本質的な意味で「友人が少ない」に当てはまるのです。
恋愛経験が少ない人
恋愛経験を重ねるなかで、異性から褒められることがありますよね。
恋愛経験ある程度あり、異性から褒められた経験がある人はそれが自信に繋がります。
しかし、恋愛経験が少ない方は、こうした機会を得られなかったために自信をもてなくなってしまった可能性があります。
過去に振られた経験から、「自分に魅力がないのでは」と考えてしまい、次の恋にも消極的になっちゃう
これこそ負のスパイラルなんだ。恋愛の傷を引きずるば引きずるほど、自信がもてなくなってしまうんだよ。
あなたが自信をつける方法とは
小さな成功体験を積み重ねる
前述した通り、大きすぎる目標は逆に自分の自信を失ってしまいます。
目標を持つことはもちろん大切ですから、『小さな目標』を1つずつ達成していくように意識しましょう。
例えば、「1日10分本を読む」などだよ。
そして、達成できる度に自分を褒めてあげてください。
すると、次第に自信が持てるようになり、当初大きな目標としていたものが意外とすぐ近くまで見えていたりするのです。
自信がない人にありがちなのが、1日の目標を達成しても
「まだまだできた」
「こんな目標では甘い」
と、自分に厳しくてしまうことです。
このように自分の達成したことを過小評価していると、なかなか自己肯定感がアップせず、自信をもつことができません。
完璧主義をやめる
完璧主義の人は、100点以外は納得しない傾向があります。
少しでも落ち度があり、最終的に80点であった場合、自分を認めて褒めることができません。
まずはこの考え方をやめるよう努力してみましょう。
100点を目指す姿勢はもちろん大切ですが、例え100点でなくても、評価できる内容に仕上がっているのであれば、その過程を認め、褒めてあげるようにするのです。
100点以外も認め、褒めることで自己肯定感が上がり、自信を持つことができるはずですよ。
100点以外を認めない姿勢だと、自分に自信を持つことが難しいんだ
少しずつでも自信が持てれば、あなたの目指す100点にも近づくことができるでしょう。
趣味など、継続してなにかを続ける
過酷なものでなくても、趣味や好きなことを継続して続けてみましょう。
途中で投げ出さずに継続して行うことは意外に大変ですが、趣味や好きなことであれば続きますよね。
それの上手・下手は関係なく、続けていることが大切なのです。
継続してなにかを行うことは自信に直結しますから、おすすめの方法です。
姿勢をよくする
姿勢が悪いと、呼吸が浅くなり酸素が行き渡らず、パフォーマンスの低下に繋がります。
まずは背筋を伸ばし、姿勢が良い状態をキープしてください。
また、よくボディービルダーが行っている自分を大きく見せるようなポーズば脳内でフェロモンが出て、自信が持てるようになるということも判明しています。
姿勢を良くするだけで効果があるので、今すぐおこなってみてくださいね。
コミュニケーション能力を向上させる
コミュニケーション能力を向上させることで周りからの信用を得られることも多く、頼られるようになります。
そしてそれが自分の自信にも繋がります。
コミュニケーション能力の向上については以下のサイトで詳しく紹介していますので、ぜひご参考にしてくださいね。
ポジティブな人と接するようにする
自信がない人は、ひとりで考えても「ネガティブに悩み続ける」ことが多いです。
そこで。ポジティブな人と接する時間を増やすことで、ポジティブな考え方や習慣を知ることができ、まねできるようになるんです。
自信がある人の考え方や習慣をまねることは、形からでも自信に近づくことができるのでオススメだよ。
否定される勇気を持つ
万人から愛される人はいません。
よく言われるのは
『10人いればあなたのことを好きなのが2人、どうでもいいと思っているのが6人、嫌いなのが2人』
というものです。
これはあなた自身だけでなく、あなたの意見や主張にも当てはまりますから、最低でも2割の人はあなたを否定してくると考えておいた方がいいでしょう。
誰しも否定されるのは嫌だ思いますが、この法則を理解していれば、否定されることに諦めがつくかと思います。
否定されるのは嫌だけど、これは仕方のないことなんだ
『自分の意見や主張は、2割に人からは否定される』という気持ちを常に持っていれば、否定されてもそこまで凹まなくて済みますよ。
また、否定されたとしてもその人たちを納得させる努力はすべきですが、まずは否定されることへ勇気と耐性をつけることをオススメします。
自己暗示をかける
なにかに挑戦するときには、不安な気持ちが大きくなっていることが多いですよね。
不安が高まり過ぎると、本来のパフォーマンスを発揮できず、自信が失われてしまう可能性があります。
例え失敗したとしても、挑戦したこと自体に意味があり、自分を褒めてあげるべきですが、どうせなら不安を和らげたいですよね。
そんな時に有効なのが、『自分はできる』と自己暗示をかけることです。
訓練は必要になりますが、日常的に『自分はできる』『自分には自信がある』と声をかけ続けることで、本当に自信が持てるようになります。
過度な自信は危険にもなる?
自信を持つことはもちろん大切なのですが、過度に自信を持ち、プライドが高くなってしまうと話は変わってきます。
プライドが高くなってしまうと他人を受け入れられず、見下し、柔軟な思考ができない嫌な人になってしまいます。
そのため、自信が持ててきても自分を客観視し、どのように見えているかを確認してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本人がなぜ自信を持てない民族であると言われるのか、どうすれば自信を持てるかがお分かりいただけたかと思います。
自信とは、一朝一夕で身につくものではなく、自分の内面にあるものを時間をかけて育てていくものです。
なかなか結果が出なくても諦めず、『今は自信を育てている時なんだ』という気持ちで取り組んでくださいね。
みなさまの自信が大きく育つよう祈っております。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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