テレワーク・リモートワークはどこですればいい?オススメの環境とは?
最近は多様な働き方ができるようになったため、パソコンさえあればどこでも仕事ができるという方も多いのではないでしょうか?
自宅だと集中できないんだけど、どこがオススメなんだろう?
自宅だと集中できないため、カフェなどで仕事をしている方もいるはずです。
そこで今回は、僕が実際に各所で仕事をしてきた経験を踏まえ、おすすめのテレワークできる場所をご紹介します。
カフェなどで仕事をしているけど「人目が気にきになる」「何時間までなら滞在していいのかわからない」という方は、以下のサイトにて詳しく説明していますので、是非ご参考にしてくださいね。
なぜカフェだと集中できるのかということも解説していますよ。
テレワーク・ノマドワーカーが仕事をしやすい環境とは?【8選】
僕が実際にテレワークしている中で感じたことがいくつかあるので、まずはこちらから解説していきます。
中には自宅での仕事効率化に繋がる内容もありますので、ご自宅で仕事をしている方も、これらの環境を意識してみるといいかもしれません。
- Wi-Fi環境が整っているか
- 適度な雑音があるか
- 電源があるか
- 作業スペースが十分にあるか
- 机や椅子がパソコンでの仕事に適しているか
- 料金設定が適切か
- 同じように仕事をしている客層があるか【社会的促進効果が得られるか】
- 他のお客さんとの距離感はどの程度あるか
Wi-Fi環境が整っているか
仕事をする上で、ネット環境が整っていることは重要です。
オフラインでできる作業内容もありますが、基本的にはオンラインが望ましいでしょう。
Wi-Fi環境を考慮せず在宅勤務をさせている会社の中には、会社支給のスマートフォンのテザリング機能を使用して仕事をさせているところもあるようですが、親機となるスマートフォンの電池消耗が激しく、回線自体も不安定で遅くなりがちな為おすすめの方法とは言えません。
やはり、Wi-Fi環境が完備されている場所での作業をおすすめします。
ただし、フリーWi-Fiではセキュリティに懸念がある。
必ずVPN(virtual private network)など、セキュリティ対策をしよう。
適度な雑音があるか
アメリカの研究で、仕事や勉強などを行う際、適度な雑音(70dB)があった方が集中力が向上するという結果が発表されています。
『静かな空間のほうが集中できる』と考えてしまいがちですが、人間は常に無意識に何らかの音を探すという習性があります。
その為、実は無音の空間では神経が過敏になってしまい、集中できなくなってしまうと言われています。
カフェではBGMや人の話し声、コーヒーを淹れる音や陶器の触れ合う音などが、人間が集中しやすい適度な雑音を作り出しているものと考えられますね。
電源があるか
仕事をする上でパソコンやスマートフォンの充電はほぼ必須です。
常時充電していなくても数時間は使用可能ですが、やはり電源が無いと不安なのは変わりません。
もしどうしても電源が無ければ、ポータブル充電器を持参する必要がでてきます。
作業スペースが十分にあるか
パソコンで作業するのであれば、パソコン1台分のスペースがあれば良いのではと考えがちですが、ぎりぎりのスペースだと意外に辛くなります。
スマートフォンをパソコンの横に置いたり、場合によっては紙の資料を広げたくなる時もあるでしょう。
私としては、ノートパソコン2台分くらいのスペースは欲しいと感じています。
机や椅子がパソコンでの仕事に適しているか
仕事を何位間すると仮定したときに、机と椅子の関係は非常に重要です。
机にパソコンを置いて作業するのに適した高さになっているか、椅子は長時間座っても疲れない柔らかい造りになっているかなどですね。
最近のカフェでよくあるのが、椅子はソファーだが、机がローテーブルというものです。
この場合、パソコンで作業するときに前傾姿勢になってしまいます。
少しくらいなら我慢できますが、次第に肩が凝ってきたり、腰が痛くなったりしてしまうんです。
料金設定が適切か
公共の施設に何時間も居座るのに、フードやドリンクを何も頼まないわけにはいきませんよね。
そうした場合、1日当たりにどのくらいの金額が発生しているか確認することも大切です。
出費する金額を月額として算出すると、意外と高額になっている場合もありますから、ご自分のお財布事情と相談して、敵切なお店選びをする必要がありますよ。
時給よりもカフェ代の方が高くなってしまうと本末転倒だもんね
同じように仕事をしている客層があるか【社会的促進効果が得られるか】
社会的促進とは、作業をしているあなたの周りに同じように作業をしている人がいあることで、あなたの作業効率が向上し、成果を上げやすくなる効果の事です。
どうせ仕事をするのであれば、可能な限りこの効果が得られる場所で行うべきです。
あなたが作業をしている場所に社会的促進が得られるような客層がいればいいですが、騒いでいる人や遊んでる人ばかりでは、さすがに集中できないですよね。
他のお客さんとの距離感はどの程度あるか
僕自身、他のお客さんと物理的距離が近すぎると気になってしまい、集中力を欠いてしまう場面があります。
最低でも、カウンター席であれば1席分くらいは空けてほしいと考えています。
おすすめのテレワーク・ノマドワークに適した場所
カフェ【チェーン店】
スターバックスコーヒー
言わずと知れたおしゃれ系カフェですよね。実際に仕事をしてみた結果、以下のようになりました。
Wi-Fi:完備されている
電源:完備されている
騒音:カフェ内のBGMがうるさすぎる、会話を大きな声で行う客層が多いため集中できない
料金:高くもなく安くもない、妥当なライン
机と椅子:席によっては作業しやすいが、パソコンでの作業はしにくい配置が多い
また、作業がしやすい席の椅子は固いことが多い
スペース:十分に確保されている
社会的促進:日中は主婦や学生が多く、仕事をしている人は少ないように感じるため、
他のカフェに比べると効果は薄い
コメダ珈琲
僕が最もおすすめするカフェです。
Wi-Fi:完備されている
電源:電源がついている席は多いが、中には使用できない場所も少しある
騒音:静か過ぎず、うるさくもないほど良い雑音が心地よく感じる
料金:フードメニューは少々高く感じるが、ドリンクは妥当なライン
机と椅子:ほぼ全ての席がソファーであり、机と椅子の配置も理想の形に近い
スペース:十分に確保されている
社会的促進:作業している人や仕事中の人が多い為、社会的促進効果は生まれやすい
ドトール
最近では安さ、手軽さからスターバックスに勝る顧客満足度をだしているカフェです。
Wi-Fi:完備されている
電源:電源がついている席は多いが、中には使用できない場所もある
騒音:ほどよい話し声、BGMが流れている
料金:他と比べて安価で、価格と品質を比較したときの満足が高い
机と椅子:机と椅子が近く、固いためお尻が痛くなり長時間の滞在は難しい
スペース:狭い机が多い、ノートパソコン1台ならいいが、資料は広げるのは厳しい
社会的促進:作業している人や仕事中の人が多い為、社会的促進効果は生まれやすい
タリーズ
Wi-Fi:完備されていない店舗もある
電源:電源がついていない席が多いように感じた
騒音: ほどよい話し声、BGMが流れている
料金:比較的安価な商品が多い
机と椅子:柔らかい椅子と固い椅子が半々くらいで、柔らかい席に座れれば苦痛ではない
スペース:一人用の席に通されると少し狭く感じる
社会的促進:他と比較して作業をしている人が少なく、社会的促進は生まれにくい
サンマルク
Wi-Fi:完備されていないため注意が必要
電源:電源がついていない席が多いように感じた
騒音: 騒がしい客が少なく、落ち着いて作業ができる
料金:比較的安価な商品が多い
机と椅子:椅子と机の高さはマッチしており、固い椅子が少ない
スペース:作業には問題なく確保されている
社会的促進:作業中の人がある程度はいつもいるので、社会的促進は生まれやすい
チェーン店カフェの総評
やはりチェーン店のカフェの強みは、Wi-Fi完備店・電源設備の多さ、同じように作業をしている人が多いために発生する社会的促進の効果を受けやすいことですね。
店舗によって今回調査したクオリティは変わってきますから、入店時にチェックして、あなたの理想と合わなければ即退店し、お気に入りの店舗を見つけるようにするといいでしょう。
また、繫華街や観光地にあるカフェは比較的うるさくなってしまう傾向がありますので、注意する必要があります。
前述しましたが、何時間までなら滞在可能なのか、なぜカフェだと集中できるのかが気になる方は以下のサイトで解説していますので、是非ご覧ください。
個人で経営しているカフェ・喫茶店は?
Wi-Fi:使用できない店がほとんど
電源:使用できない店がほとんど
騒音: 静かすぎる
料金:こだわっているため高価
机と椅子:オーソドックスなスタイルが多いため、意外と作業しやすい
スペース:作業には問題なく確保されている
社会的促進:作業をしている人はほぼいないので、社会的促進は生まれない
静かに仕事や作業ができそうな個人経営のカフェ・喫茶店ですが、こちらはあまりおすすめできません。
Wi-Fiや電源が完備されていることは稀ですし、そもそも個人経営の喫茶店では『テレワーク』を想定していませんから、パソコンの使用を禁止しているお店もあるくらいです。
確かに、個人経営のカフェ・喫茶店でパソコンで作業をしてしまうと、個人経営の喫茶店ならではの雰囲気を壊してしまいますもんね。
また、静かすぎるため作業に向いていませんし、店主の方に訝しげに見られてしまうこともあるかもしれません。
図書館は?
Wi-Fi:完備されている
電源:完備されている
騒音: 静かすぎる
料金:無料なところがほとんど
机と椅子:固い椅子が多いが、最近はクッション性のあるものが増えてきている
スペース:作業には問題なく確保されている
社会的促進:作業している人や読書している人が多いため、社会的促進は生まれやすい
上記の結果を見ると作業はしやすそうだと感じますが、実際には静かすぎ、タイピングの音ですら響いてしまうため、躊躇ってしまいます。
また、カフェと違い飲食ができない場合がほとんどのため、長い間図書館内に滞在するのは難しいでしょう。
意外と学生などの使用者が多く、席に空きが無くなってしまうこともありますそのため、一度飲食のために退出したら席が無くなっていたなんてこともしばしば起こります。
長期滞在は考えず、ちょっとした調べ物などにのみ活用した方がいいかもしれません。
ネットカフェは?
Wi-Fi:完備されている
電源:完備されている
騒音: 静かである
料金:カフェと比べると高い
机と椅子:リラックスできるものが揃えられている
スペース:作業には問題なく確保されている
社会的促進:個室での作業になる為、社会的促進は生まれない
『周りの目も気にせずに作業ができる』という点が大きなメリットですね。
また、飲食可能でドリンクバーやマッサージチェアなどもあるため、ちょっとした息抜きもできます。
ゲームや漫画が多くあるため、息抜きのつもりが漫画を読破してしまった、、なんてことにならないように意志の強さは必要ですが、料金が負担にならないのであれば、おすすめの環境ですよ。
カラオケは?
Wi-Fi:完備されている店が多い
電源:完備されている
騒音: 静かである
料金:高め
机と椅子:リラックスできる環境が整っている
スペース:広い
社会的促進:個室になる為、社会的促進は生まれない
最近ではポピュラーになってきた、カラオケ店でのテレワークですが、仕事をする上でとても良い環境が整っています。
まずは完全個室で飲食可、歌って息抜きをすることもできてしまいます。
料金が高くなってしまいがちですが、時間帯やプランを上手に利用することで安く使用できる場合や、激安な店舗を探してみるといいでしょう。
ファミレスは?
Wi-Fi:完備されている店が多い
電源:完備されていないことが多い
騒音: 多少うるさく感じる
料金:比較的安価
机と椅子:クッション性の高い椅子を採用している店が多く、机との位置関係もなかなか良い
スペース:二人席であっても広めである
社会的促進:作業している人は少ないため、社会的促進は生まれにくい
ファミレスは意外かもしれませんが、最近ではテレワークをする人向けに、一人用の席を用意しているお店もあるのです。
今後、この流れは広がっていくので、そのうちファミレスでのテレワークが当たり前になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テレワークができる場所はどんどん増えており、ノマドワーカーの方々は嬉しい限りですよね。
使用用途や金額などを加味して、ご自分の最適だと思われる場所で仕事や作業を行ってみてくださいね。
店舗や時期によって店舗の雰囲気は変わりますから、おすすめのお店を見つけてみるのも楽しいですよ。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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