仕事を休む理由をご紹介!NGな理由やマナー・注意点も
体調が悪かったり、なにか悩みや問題を抱えているとき、仕事を休みたいと思いますよね。
ただ、そんな時に休む理由ってパッとでてきませんよね。
私も同じように悩んでいたとき、休む理由や良い口実が思いつきませんでした。
そこでこの記事では休みの連絡をするタイミング別⁽当日・前日・事前)に分けて、休む理由をまとめていきます。
仕事を休む上でのマナーや注意点も解説しているから、目を通してみてね
仕事を休むための理由のみ見たい方は、下記の目次から移動してくださいね。
仕事は休んでもいい?
仕事に行きたくないんだけど、休んでしまってもいいのかな
体調が悪い時に出社すると、症状が悪化して周りに迷惑をかけてしまうこともあるため、休んでしまうことも大切です。
ただし、
「体調が悪いわけではないんだけど、仕事に行きたくない」
「なぜか気持ちが乗らない」
など、はっきりした理由はわからないが仕事を休みたいと考えている場合、休むことをためらってしまう人が多くいます。
しかし、このような時こそ、体や精神面に何らかの原因がある可能性が高いため、しっかり休んで自分の体を大切にしてあげる必要があるんです。
なぜなら、仕事は人生の多くの時間を占めるため、会社での精神的な負担は、うつ病に直結してしまいます。
以下のサインが出ている場合、精神的なストレスを抱えてしまっている可能性があるため、すぐにでも休むことをおすすめします。
- 仕事のことを考えると憂鬱な気分になる
- 寝る前に仕事のことを考えてしまい眠れない
- 仕事に行きたくなくて涙が出てくる
自分の体が一番大切なんだから、休むことも大切だよ
仕事を休む際の注意点
この後に仕事を休む理由と紹介していくけど、その前に必ずこちらに目を通してね
必ず「直属の上司」に連絡する
上司には言いにくいから、他の人に伝言を頼むのはダメなの?
そうなんです。
当日急に休む場合に、上司が電話に出なかったときに限り他の人に伝言を頼むことができますが、休みの申請は直属の上司にするのがマナーなんです。
これを蔑ろにしてしまうと、信頼関係が築きにくくなってしまうこともあります。
仕事を休む理由は具体的に説明する
「仕事を休む」ということは、多少他の人にも迷惑をかけることになります。
そのため、周りの人や上司が納得するような、具体的な理由を説明することが求められます。
「具体的な理由」はこのあと説明するから安心してね
何度も同じ理由で休まない
「通院」など、繰り返しの予定となる場合は例外ですが、何度も同じ体調不良などで休むと、「ずる休みなのか?」と疑われてしまう可能性があります。
本当に同じ理由なら仕方ありませんが、口実で休む場合などは今回紹介する理由を分散して使用するようにしましょう。
同じ曜日や、特定の業務の際に繰り返し休まない
やりたくない業務があるのは仕方ありませんが、特定の業務がある日や、同じ曜日にばかり休んでいる場合も、「ずる休み」を疑われてしまいます。
通院などで同じ曜日に休まざるを得ない場合には、事前に上司や同僚に説明しておくといいでしょう。
特に月曜日は憂鬱で休みたいんだけど…
その気持ちはよくわかる。
でも、みんなそう思っているから、月曜日ばかり休んでしまうと余計目立ってしまうんだ
できるだけ電話で連絡をする
最近ではLINEなどのチャットツールが普及しており、業務連絡をチャットやメールで行う会社も多いですよね。
しかし、これらはあくまで『仕事の簡潔化』を目的としており、『休むための連絡』を簡潔化するものではありません。
若い方は、「別にメールでもいいじゃん」と考えるかもしれませんが、上司からすると「失礼だ」と思われてしまうこともあるんです。
これから先変わっていくかもしれないけど、今はこれがマナーなんだ
面倒だなあ。
でも、本当に電話できないくらい辛い時はどうすればいいの?
そんなときは「電話ができない理由」も併せてメールで報告すれば、上司の理解を得られるはずだよ
当日休む場合、始業前に連絡する
当日休む場合、始業時間を過ぎてしまうと、無断欠勤や寝坊を疑われてしまいます。
他にも、「事故にでもあったのでは」と周りに心配をかけてしまいます。
あまり早すぎると上司が出社していない可能性もあるので、始業の10~20分前に連絡を入れるといいでしょう。
前日以前に休みを取る場合、口頭で説明する
当日休む場合、「上司が電話に出ない」などの場合は他の人に伝言を頼む場合があります。
「当日休む」ということは急を要するため、伝言でも構いません。
できるたけ直接伝えるのが望ましいけど、出社次第上司にお礼を伝えれば問題ないよ
ただし、前日以前に休みを取る場合、上司へは口頭で報告するのがマナーとされています。
上司が外出している場合には電話などでもいいので、できるだけ直接報告するようにしましょう。
アポイントがある場合、自分で連絡をする
急に休むことになり、アポイントをキャンセルする場合には、自分で連絡をする必要があります。
直接連絡をして謝罪することで、相手にも謝罪の気持ちが伝わりやすいんだ。
ただし、連絡できる状態ではない場合、社内で事情を把握している人に代わりに連絡を入れてもうことも可能です。
その場合、自分が連絡できない理由も併せて説明してもらうといいでしょう。
無断でキャンセルしてしまうと、相手方のスケジュールが混乱するだけに留まらず、自分の信頼も失ってしまう場合があります。
SNSの投稿に気を付ける
体調不良などで休んでいる場合、SNS投稿は控えるようにしましょう。
体調が良くなっていたとしても、周りからは「ずる休みなのかな」と思われてしまうことがあります。
周りからの疑われないためにも、仕事を休んだ時にはSNSに投稿しないのが無難です。
親しい同僚しか見れないアカウントだとしても?
そうだね。
「うっかり口を滑らす」なんてこともあるかもしれないから、その場合も投稿しないのが賢明だよ
復帰できる時期が分かり次第伝える
体調不良を理由に会社を休む場合、受診結果や自分の体調と相談し、仕事に復帰できる時期を伝えるようにしましょう。
時期が分かれば、会社側も対応がしやすくなります。
外出を控える
口実を使って休んだ場合、外出は控えるようにしましょう。
会社の人に会わない時間帯だとしても、取引先や関係者と遭遇し、嘘がばれてしまうこともあります。
遠出をする場合にも、車の運転中に見られてしまうこともあるため、注意が必要です。
どうしても外出する必要がある場合には、外出の必要性がある理由で休むことをオススメするよ
仕事に復帰した際には、周りにひと言伝える
休み明けに出勤した際には、周りの社員に感謝の気持ちを伝えることが重要です。
仕事を休むことで迷惑をかける場合もあるため、フォローしてもらったことへのお礼とお詫びをすると、その後も協力を得やすいでしょう。
旅行で休んだ場合などは、ちょっとしたお土産を渡すのもいいね
休む理由まとめ
それでは、シチュエーション別に休む理由を紹介していくよ
ありがとうございます…
休む連絡をするときの注意点を先に記載しているから、必ず目を通してね
当日に仕事を休む理由7選
当日に仕事を休む場合、緊急性が高い理由が必要になります。
「急な休みでも仕方ない」と思われるような理由だね
一般的に思いつくのはやはり「体調不良」でしょうか。
本人だけでなく、家族の体調不良によって休む必要が出てくる場合もあります。
この場合、急な欠勤となるため、すぐに状況を伝えられるよう電話連絡するのがベターです。
ただし、前述したとおりあまりにも体調が悪い場合にはメールでも構いません。
メール連絡の場合、「電話ができない理由」も伝える必要があるんだよね。
急な体調不良
朝起きたら頭痛がしたり、めまいがするということは誰しも経験したことがありますよね。
ですから、「朝起きたら体調が悪いので休む」というのは全く不自然ではありません。
さらに受け入れられやすいのは、
「出社する準備をしていたが、やはりめまいが酷く動けなくなってしまった」
というように出社する努力をしたという部分をアピールすることです。
こうすれば上司も納得し、無理にでも出社しろとはなりません。
注意点として、あまりオーバーに体調不良を訴えてしまうと病院に受診するよう指示され、診断書の提出を求められる場合があります。
ですから、40度の熱が出た等オーバーな表現はせず、あくまで自宅療養で回復する程度の症状を伝えるようにしましょう。
具体的には「頭痛」や「腹痛」かな?
その通り。
念のためそれぞれ解説していくよ
腹痛
日常生活に支障をきたすような腹痛は、仕事を休む理由になります。
あまりにひどい場合「感染症」の可能性もあるため、しっかり休んで休養する必要があります。
頭痛
ツライ頭痛だと、動くのも厳しいときがありますよね。
「市販薬・鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらず、動くだけでも辛いので病院に行きたい」と説明すれば、休む理由としては十分です。
発熱
平熱にもよりますが、一般的には37.5度以上の発熱があれば、当日休む理由になります。
休む報告をするときには念のため平熱も伝えるといいでしょう。
発熱はさまざまな感染症の可能性をはらんでいますから、会社としても「休んでもらった方がいい」と考えています。
家族・同居人の体調不良
家族や同居人が体調不良であり、
『病院に連れていく必要がある』
『看病しなければならない』
という理由であれば、会社からの理解を受けられやすいです。
上司や会社の人も、家族が体調不良で休まなければならない可能性があるもんね
仮に仮病でこちらの理由を使う場合、話を大きくしてしまうと、後日上司から家族や同居人の様子を聞かれることになるので注意しましょう。
危篤状態の身内がいる
身内に危篤の人がいる場合、当然休む理由になります。
状況の詳細が分かれば上司に伝えた方がいいですが、上司も「それどころではない」と考えてくれることが多いため、その場では「まだ詳しくは聞いていない」という内容で大丈夫です。
上司も気になっていると思うので、後日落ち着いてから報告するのがマナーです。
数か月にも、「そういえば、もう大丈夫なの?」と気にかけてくれる人もいるから、口実としては使わない方がいいね。
この口実を使ったことを、僕自身忘れてるかもしれないもんね💦
生理痛がある
生理による体調不良には個人差がありますが、仕事と休む理由としては受け入れられやすいです。
最近では「生理休暇」を導入している企業もあるくらいだからね
実際に生理痛ではなくても、こういったデリケートな話には上司も深く突っ込めません。
また、前回生理痛で休んだ時と、生理周期的に日程が合わないということを指摘されそうな場合には、生理周期がずれやすい体質であることをアピールしておきましょう。
「生理」に理解がない上司の場合、具体的な症状を報告するといいでしょう
急なアクシデントのため
ケガや水回りのトラブルなど、急なアクシデントで休まざるをえない場合もあるでしょう。
自分ではなく、家族がケガをした場合や交通事故を目撃した場合もこちらに該当します。
この場合、「いつ」「誰が」「どこで」「どのように」など詳しく説明しないと状況が伝わらないため、できるだけ具体的な説明を心がけましょう。
前日に使える休む理由7選
前日に休む場合、「当日休み理由」ほど急を要する内容でなくても構いません。
また、上司や会社の人も、あらかじめ休むことが分かれば予定が立てやすいので、休みを受け入れられやすいようです。
ただし、友人の結婚式など「もっと前から分かっていただろう」といった理由は、前日には使えないので、注意が必要です。
休むことがもともとわかっているような予定は、前日には使えないんだね
家族や同居人の看護をするため
家族や同居人などの看護は、仕事を休み理由となります。
こちらの理由は【当日に仕事を休む理由】でも紹介しましたが、前日時点で既に体調が悪い場合でも、同じように受け入れられます。
休みを申請する際、「一緒にいないと心配だ」「体調が悪い家族が不安がっている」などひと言付け加えるとなお良いでしょう。
体調が悪い
前日から体調が悪い場合、「明日病院に行きます」で休む許可を得られます。
病院の受付時間は基本的には日中で、かつ短いため、就業中に受信することは難しいですよね。
そのため、この理由は受け入れられやすいです。
口実で使う場合、あまり大げさな症状を伝えた場合に、後日受診票を求められる場合があるよ。
頭痛や寒気くらいに留めておくのがベターかな。
家族や同居人の通院の送迎
こちらであれば、前日でも『急に通院することになった』と言えば上司も納得するでしょう。
しかし、出社した際に「家族が大丈夫だったか」気遣われたり、症状を聞かれる可能性がありますから、その辺りはしっかりと準備しておきましょう。
工事の立ち合い
『家のガス工事や水道工事に立ち会わないとならない』という理由は問題なく使用できます。
なぜなら、おそらく会社の人も、こういった経験をしたことはあるはずだからです。
しかし、これらは普通頻繁に行われることではない為、何度も使用してしまうと不審に思われてしまうので注意が必要です。
危篤状態の身内がいる
こちらの理由は【当日に仕事を休む理由】でも紹介しましたが、前日でも使えます。
「危篤状態の親戚がいるため、明日会いに行ってくる」
という理由で休みを申請するということですね。
この場合も、休む口実としては使わない方がいいよ。
口実として使ったことを、数か月後にあなた自身が忘れている可能性があるからね。
お葬式に参列するため
お葬式に参列するために仕事を休む場合は、日程が分かり次第すぐに休暇の申請を行いましょう。
社内に慶弔休暇や慶弔見舞金の制度がある場合や、香典や弔電を送る社内規定がある場合、メールで日程や故人との間柄を報告する必要があります。
また、香典や弔電を送る規定がある場合には、葬儀の式場や喪主についてもメールに記載すると良いでしょう。
なお、身内の不幸であり、香典をもらった場合は、休暇明けに香典返しを手渡すのがマナーです。
不謹慎ではありますが、もしこちらの理由を口実に休む場合には、会社の規定を確認の上、『遠方の親戚が不幸があった』ことにするといいでしょう。
先に述べた、「香典」や「弔電」を送る会社があるからだね
カードや家の鍵などを紛失したため
カードや家の鍵は、個人情報に関わる非常に大切なものですよね。
そのため、カードの取引停止や警察への連絡、鍵の付け替えなど、対応にはさまざまな手続きが発生します。
その手続きの煩雑さから、休みを取ることへの理解を得られるでしょう。
事前に連絡して仕事を休む理由7選
事前に仕事を休む理由としては、冠婚葬祭や通院、家庭の事情などが思いつきますよね。
このような「事前にわかる理由」の場合、当日や前日に休みを申請するのは避けよう。
事前にわかっている予定の場合、当日や前日に有給申請をするのはマナー違反とされています。
予定が分かった時点で申請をおこなうのがベターでしょう。
ちなみに、事前に有給休暇を申請する場合、理由は必要ないって聞いたことがあるんだけど?
基本的には「私用のため」で通るけど、中には理由を求めてくる人もいるよ。
ちなみに、休む理由を聞くのは明確な違反とは言えないんだ。
労働者が有給休暇を取得する際に、使用者が理由を聞くことは明確な違法行為とはいえません。しかしながら、労働者が理由を答えたくないと言っているにもかかわらず、執拗に理由を聞くことは、ハラスメントに該当する可能性はあります。
有給休暇の取得理由を聞くのは違法? 拒否された際の対処方法 (vbest.jp)
ふーん、そうなんだ!
じゃあ一応、理由を教えてよ
ただし、どんな理由であっても基本的には有給申請を会社が断ることはできないとされているよ。
そのため、事前申請であればそれほど身構える必要はないんだ。
旅行に行くため
旅行のために有給休暇を取得することはもちろん可能です。
ただし、休みが数日間にわたる場合、上司への報告以外にも仕事の引継ぎ等、関係各所に連絡する必要があります。
また、顧客からの連絡が来てしまう可能性もあるため、スマホの自動音声やメールの自動返信機能を活用し、「休みである」ことが相手に伝わるよう設定しておくといいでしょう。
口実として使用すると、後日「旅行の感想」を多くの人から聞かれる場合があるため、あまりおすすめしません。
子どもの学校行事のため
最近では男性でも子どもの運動会や授業参観などの学校行事に参加する方が増えてきました。
そのため、会社側も学校行事を理由にしても理解してくれることがほとんどです。
口実として利用しても、学校行事の有無は学校のHPなどで公開されていることが多いため、嘘が発覚する可能性は非常に高いです。
免許更新
免許の更新は日程がある程度指定されているうえに、数時間かかる場合もあります。
自動車免許を持っている人であれば全員が理解できる理由のため、休みを申請する理由としては全く問題ないでしょう。
四十九日などの法事
法事は誰しも参加することになります。
そのため、この理由で納得しない会社は、転職を考えた方がいいほどモラルがないと言えます。
日程は事前に決まっていることが多いので、上司へは早めに報告しておきましょう。
もし遠方の場合には数日間の休みを取得する必要があるため、その場合にはその旨も併せて報告しておくといいでしょう。
資格試験
資格試験の受験は、日時が指定されていることがほとんどです。
基本的にはこの理由を嫌がる会社はありませんし、現在の仕事に生かせる資格であれば、快く送り出してもらえるでしょう。
この場合、結果が出たら報告し、合格していた場合には感謝を伝えるのがマナーとされています。
「休ませてもらったお陰で合格できました、ありがとうございます」ってこと?
勉強したのは私だし、休むのは権利だよね
まあ、そうなんだけど、これがマナーとされているんだ…
でもこのひと言があれば、次回もスムーズに休みをとれるよ!
久しぶりに両親と会うため
ご両親が遠方にお住いの場合、会う機会も少ないのではないでしょうか?
そのため、「久しぶりに両親に親孝行をしたい」という想いを上司に伝えれば、快く承諾してもらえるはずです。
通院や検診のため
健康への関心が高まり、現在では体調不良がなくても定期検診を受ける方が多くなりました。
また、定期的な検診は自己管理・体調管理にもつながります。
通院はもちろんのこと、検診であっても休暇をとることへの納得を得やすいです。
ただし、「日時が指定されている」など、仕事を休んでいく理由を伝えるとさらに理解を得られるよ
口実で仕事を休む理由4選【NG編】
病院に通っている
本当に病院に通っていれば問題ありませんが、休むためにこの嘘をついていた場合、注意が必要です。
なぜなら、多くの会社では従業員の社会保険料を会社で管理しています。
その為、通った病院でかかった費用や処方された薬の費用などを閲覧できるのです。
つまり、あなたがもし病身に行っていないのに『通院している』と嘘をついた場合はバレてしまう可能性があります。
前日や当日に「自動車の免許更新」で休む
免許更新の日程はあらかじめわかっているはずですから、前日や当日に突然こちらを理由に休みたいというと、スケジュール管理ができていないと思われてしまいます。
忘れていたと言えば通るのでは?
もしも免許証を見せてと言われた場合、免許証には必ず免許更新日が記載されているので、必ずバレてしまいます。
歯の痛み
仕事に集中できないほど歯が痛む場合、可能であれば休みたいと考えますよね。
しかし、会社によっては「歯が痛いくらいで」と考え、受け入れられない可能性もあります。
え!じゃあこの理由は使うのを避けた方がいいんだね
ペットの体調不良
ペットなど、動物であっても家族は家族であるという認識は多くの方が持っていますよね。
つまり、ペットを飼っているのであれば『ペットの体調が悪い為病院に連れていく』という理由が使えます。
ただし、中には理解を示さない人もいるから他の理由にすることをおすすめするよ
もしこちらの理由を使う場合、休む連絡をする際に『自分しか面倒を見れる人がいない』ということをアピールするといいですよ。
無断欠勤は絶対NG
社会人としてもっともしてはいけないことのひとつが無断欠勤ですね。
無断欠勤をを1回でもしてしまうと、あなたの信頼は無くなり、会社に居づらくなってしまいます。
もしあなたの後輩が無断欠勤したら、あなたはその後輩を信頼して大事な仕事を任せられるでしょうか?
そのように考えれば、なぜ無断欠勤をしてはいけないのかわかりますよね。
当日休むと決めた後に、連絡が面倒になってしまう人もたまにいるようですが、これだけは絶対に気を付けてくださいね。
仕事に行きたくないと感じる原因と対策
仕事でのミスが原因の場合
仕事でミスしてしまうと、会社に行きづらくなってしまったり、再度ミスする事を恐れて出勤できなくなってしまいますよね。
自分の考えをまとめたり、精神的に落ち着かせるという意味で1日休むのはありだと思います。
精神的なストレスを感じてなお出勤し続けることは心身に負担がかかってしまいますからね。
対策
ミスが原因の場合、後悔するのではなく、同じミスをしないように改善策を講じることが大切です。
休んでいる間でも構いませんので、前向きに考えてみると自然と落ち着いてくる場合もあります。
ミスを引きずるのではなく「乗り越える」と考えてみるといいんだ。
ミスした度に休んでしまうと、「あの人はそういう人なんだ」と周りから思われてしまう可能性があるため、ミスしてもすぐに気持ちを切り替える事ができるよう、日頃から意識してみるといいですよ。
また、もしこちらに該当する場合は下記の記事もぜひ参考にしてください。
人間関係が原因の場合
上司や先輩から嫌がらせやパワハラを受けている、考え方の合わない人がいる、同僚の士気が低い等、人間関係によるストレスはとても重く、辛いものですよね。
このような場合、あなたが思っている以上に心身に負担がかかっている場合があります。
仕事を休むことはもちろんですが、下記の対策を実行しても状況が改善されない場合は転職を考えることが必要かもしれません。
対策
上司に相談してみる
まず初めにすべきなのは、直属の上司に相談してみることです。
これまで人間関係で悩んでいたことを打ち明けてみましょう。
上司があなたの悩みや先輩からの嫌がらせに気づいていない場合は、何かしらの対策をしてくれるはずです。
しかし、当の上司がパワハラ・嫌がらせをしている場合にはこの方法は意味がありませんので、別の対策を下記に説明します。
上司の上司に相談してみる
上司からパワハラや嫌がらせを受けている場合、その上司の更に役職が上の上司に相談してみましょう。
あなたの悩みが伝わり、かつ相談先の上司が話のわかる方であれば、すぐに行動してくれるでしょう。
上司の更に上司となると、なかなか時間を取れない場合もありますから、要点を的確に伝えられるよう、事前に考えをまとめ、メモしておくといいですよ。
同僚に相談してみる
同僚に相談してみることで、気持ちが軽くなることもあります。
そういう意味では同僚に相談することも対策の1つですね。
僕もよく、同僚に相談しています。笑
しかし注意していただきたいのは、あなたの同僚には人間関係を改善させるだけの力が無い場合が多いです。
こういった問題を解決するには、それなりに役職が上の立場でないと難しいということです。
つまり、気持ちは楽になるかもしれませんが、根本的な解決には結びつかないかもしれないのです。
労働基準監督署に連絡をする
これは最終手段になりますが、法の力を借りて会社を改善させるのです。
な、なんだかおおごとになってきたな
僕も実際に連絡をした事がありますが、匿名希望と伝えれば、こちらの名前は出さずに会社宛に直接電話をしてくれます。
たしかに、「労働基準監督署に連絡する」というと、おおごとの様に感じますよね。
しかし、実際に連絡してみると意外とハードルが低いことがわかります。
自分の身を守るためですから、悪質なパワハラや嫌がらせがある場合には躊躇わずに電話してください。
しかし、相談内容から通報者が誰なのか把握される可能性もありますから、特定されない範囲で話をすることも大切です。
やりがいを感じられないことが原因の場合
「なぜ自分はこの仕事をしているんだろう」
「自分はこれからどうなりたいんだろう」
などと考えてしまい、悶々とした日々を過ごすことはありませんか?
このような考え方になってしまうと、仕事に対するモチベーションが下がり、出勤したくなくなってしまいます。
あるある、将来が不安になったりもするよ
そんなときこそ、会社を休んで時間を作ることをオススメするよ
そうなんです。
こんなときこそ、自分の気持ちを整理するために休んでみて、考える時間が必要なんです。
また、リフレッシュするために仕事のことは何も考えず、ただただ自分の好きなことに没頭する時間にしてもいいですよ。
対策
転職するのも1つの方法ではありますが、その他の方法というと、思考の切り替えです。
『やりがい』というワードには、何となくの共通概念はありますが、みんなそれぞれ違いますよね。
うんうん。よく聞くのは「人から感謝されること」かな
そうだね、他には「社会の役に立っていると実感した時」などの意見もあったよ
代表的には上のものですが、『やりがい』は人によって異なるため、本当に多岐にわたります。
仕事をする中で『やりがい』がちっとも感じられなくなり、仕事へのモチベーションが無くなってしまうことがあります。
しかし、前述した通り『やりがい』とは人それぞれであり、もっと別のものでもいいはずです。
例えば『お金』のために働いたり、『仕事での改善点を探す』ことでもやりがいになります。
自分で考えているだけでは分からないという方は、学生の頃やプライベート・仕事を始めた時に感じたやりがいを思い出してみましょう。
すると、その中に『自分がやりがいを感じる軸』を見つけることができます。それを起点に、なぜ今この仕事をしているのか考えてみましょう。
仕事を休ませてもらえない場合は?
でも、仕事が溜まっていて休めないよ…
それはあなたに仕事を押し付けている会社の責任だよ
また、現代は国が有給休暇の取得を推奨していますから、いつでも休める環境を整えるのは会社の責務です。
有給休暇(有休)は、労働者の持ちうる権利です。労働者は原則として、いつでも、どんな理由でも、有給休暇(有休)をとることができます。
「介護のために有給休暇(有休)をとりたい」「子どもの運動会があるので有給休暇(有休)をとりたい」などのような理由はもちろん、「コンサートに行きたい」「デートのために有給休暇(有休)をとりたい」「お見合いがある」「たまっている家事をやるために」「特に理由はないけれど、1日中家でぼうっとしたいから」などのような理由でも有給休暇(有休)はとることができます。
また会社側は、原則として、有給休暇(有休)を拒否することはできません。
出典:有給休暇を取りたい! 有給拒否された場合の対処方法について https://hiroshima-kigyo.com/column/7397
会社を休むのは「逃げ」だと言われたことがあるんだけど…
会社を休めず、体調を崩したとしても会社は責任をとってくれないよ。
休む決断をするのも「自己管理」なんだ。
あなたが無理をして出社し続け、体調を崩してしまったら会社は責任を取ってくれるのでしょうか?
答えはNOです。
会社はきっと、「自己管理がなっていない」と言ってきます。
自分を守れるのは自分自身であり、本当によくない状態とは、『思考停止し、現状の改善をしなくなった時』です。
ですから、会社を休み心身の回復に努めるのは逃げや負けではありません。
現状を打破するために転職を考えるのことも同じく、勇気をもって新たな挑戦をするという意味で賞賛に値するでしょう。
病院に行くべき症状・タイミングは?
自分ではまだまだ頑張れると思っていても、体は限界が近いことを知らせるためのサインを必ず出しています。
主に、下記の症状が現れている場合には病院・心療内科を受診してください。
- 仕事の事を考えると夜眠れない
- 仕事が休みの日の朝は起きれるのに、仕事の日だとどうしても起きれない
- 土日でも仕事の事を考えてしまい、そわそわする
- 仕事の日の朝や前日、なぜだか涙が出たり吐き気がする
- 出勤中、動悸が激しくなり、冷や汗がでる
このような症状がある方は、『うつ病』や『適応障害』『自律神経失調症』などを発症している場合があります。
昔はこれらの症状は「気持ちが弱いからだ」「甘えだ」などと言われていましたが、現在で理解も深まっています。
僕自身も夜眠れなかったり、出勤日の朝に吐き気や冷や汗・動悸などの症状に苦しみ、心療内科に通院していました。
始めは周りの目も気になり、会社には通院していることは隠していましたが、ある時に上司に相談したところ、理解と周りの方からのサポートを受けることができました。
また、心療内科で処方される薬により症状が緩和しましたし、先生も話を聞いてくれるので、心のサポートになりました。
病院に行くということに抵抗があるかもしれませんが、あなた自身のためにもこれらの症状がある場合にはすぐに行動に移すべきです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
休みたいと思った時は休んでいいということが伝わったかと思います。
しかし、休む理由が無いという場面でこれらの理由を使ってみてください。
『自分が休んだら周りが困る』と考えてしまう方もいると思いますが、あなたを無意識に追い詰めたのはその『周り』かもしれませんよ。
根本的な原因がなにか見極め、適切な休養をとった後にまたみなさんが元気を取り戻せるようお祈りしております。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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